歩み板の「段差」の役割

重機運送車の「歩み板」を製作しました

サイズ 30×220×2300mm 2枚

「歩み板」とは荷台から重機を乗り降りさせる際に通る道板の事で、最近ではアルミブリッジの上にアピトン板が貼られているタイプが多いです

ここは安全面を考慮して鉄やアルミだと滑りやすいので、木製のアピトン材が使用されています

もちろんキャタピラなど負荷が大きくかかるのでそれに耐えられる「強度」も必要とされています

ただ歩み板にはこのように段差を設けることが多いです

それは取り付けるアルミブリッジに段差が付いているからです

何の為に段差が設けられているのかというと「ズレ防止」の為です

歩み板はボルトで止められているのですが、キャタピラが回転しながら上を通るので前後に動く負荷が大きくかかります

そこで段差を設けることで「ボルト+段差」で形状的にもズレが出ないような仕組みになっています

歩み板は急勾配になるので乗り降りの安全性を確保する為にもいろんなアイデアが施されています

これで新しい歩み板に取り換えて、また安心・安全な作業のお役に立てて頂ければと思います

※重機運送車の歩み板について https://apitong.net/kakou/

お客さんの指定サイズに製作したトラックフローリング

「このサイズのフローリングって出来ますか?」

運送会社さんからのご依頼で自社トラックの張替えに丁度良いサイズの製作依頼がありました

希望するサイズのフローリングさえあれば交換作業は格段に楽になります

このような指定サイズのフローリングや板の製作依頼はよくあるので、常に「乾燥したアピトン板」を保管しています

今回はその板からの加工で製作が可能でしたので早速取り掛かりました

まずはアピトンフローリング(凹凸) 厚さ25mm 幅125mm 長さ5500mm 6枚です

次はこちらのフローリングです

アピトンフローリング(凹凸) 厚さ25mm 幅90mm 長さ5500mm 6枚

アピトンフローリング(凹凸) 厚さ25mm 幅95mm 長さ5500mm 12枚

次はちょっと変わった形状のフローリングです

アピトンフローリング(凹のみ) 厚さ25mm 幅115mm 長さ5500mm 8枚

アピトンフローリング(凸のみ) 厚さ25mm 幅115mm 長さ5500mm 8枚

最後はこちらです

アピトンフローリング(凹凸) 厚さ25mm 幅115mm 長さ5500mm 14枚

荷台の両端に置くフローリングは「凹のみ」「凸のみ」にしておくと容易になると思います

トラックの荷台はいろんなサイズがあります

既製サイズでまかなえるのであればそれに越したことはありませんが、加工が大変なときはこのような方法もあることを知って頂ければと思います

※トラックフローリングの特注加工について https://apitong.net/flooring/

トラック荷台のフローリング交換

先日納品させて頂いたトラック荷台のフローリングについて交換風景の写真を送って頂きました

まずは老朽化した荷台に床を取っ払ってから取り付け開始です

今回使用するトラック用アピトンフローリングは

厚さ18mm 幅120mm 長さ5500mm

で一番よく出るサイズです

最初は「荷台の長さを測ってからフローリングのカット」です

カットをし終えたフローリングを一枚づつ設置していきます

完成です

綺麗に設置して頂きました

実は我々は現場に製品をお届けした時点で仕事が完了するので、こうして交換している風景を見る事がほとんどありません

でもこうして新しくなった荷台を見るとやっぱり嬉しいです

物流・配送は経済の血流です

その下支えとしてこの部分だけでも少しは貢献できればと思います

※トラック用アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

荷台の床を支える「トラック用根太(ねだ)」

これはトラックの荷台に床を支える「トラック用根太(ねだ)」です

この根太の上にフローリングを設置するのでこの部品は非常に重要な役目を果たしています

重い荷物を乗せるので荷重がかかるのはもちろんですが、床下の位置に設置されているので雨が降った時はタイヤからの巻き上げにより濡れやすく、乾きにくい位置にあります

そうすると「腐食しやすい」箇所になります

根太が腐食してしまうとフローリングがまだ使える状態でも全部交換しなければいけなくなります

逆に根太が生きていれば、フローリングが腐食してもフローリングの交換だけで済みます

よってここには「耐荷重のある腐食に強い」材質が求められます

そういった理由で「アピトン」が使用されています

そんなアピトンもいざ加工となると難しい樹種になります

その為、修理業者さんから「こんな風にして持って来て」と加工依頼を受けることがよくあります

一番難しいのがボルト用の穴です

ここがずれてしまうと合わなくなるので慎重に開けました

ここまで仕上げればすぐに取り付けが出来ます

修理業者さんと協力して、トラックの張替えを少しでも容易に時間も短縮させることが出来ればと思います

※トラック用根太について https://apitong.net/track/

住宅用からトラックまで いろんなアピトン製品

今日は住宅用からトラック用までいろんなアピトン製品を出荷します

これは「素足用アピトンフローリング「はだしの床」です

サイズ 14×110×2000mm 96枚

神奈川行き

※通常のアピトンフローリングにウレタンクリア塗装をした製品です

トラック用アピトンフローリング 25×130×5500mm 40枚

福井行き

※10トントラックの荷台の張替えをおこないます

左からアピトン角材 150×150×2450mm 4本

佐賀行き

※重量物の下に敷くりん木です

真ん中はアピトン板 30×210×2800mm 2枚、40×200×4000mm 2枚

島根行き

右側はアピトン板 30×240・210×4100mm 7枚、30×240・210×2300mm 6枚

長野行き

※トレーラーの床に使用されます

これはトラック用横根太 55×115×2500mm 10本、50×100×2500mm 10本

大特価アピトンフローリング 18×120×1400mm 30枚

岡山から引取

※大特価アピトンフローリングは補修用に使用されます

さあ、今からトラックに積み込みます

うまく乗るかな?

※トラック用アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

※トラック用根太について https://apitong.net/track/

※アピトン板・角材について https://apitong.net/kakou/

久々の「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」

これは住宅の床に使用される「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」です

通常のアピトンフローリングにウレタンクリアを塗装した製品でこのようなクラシックな感じに仕上がります

アピトンはトラックだけではなく住宅・建築材料としても使用されています

今回はその中でも特に特殊な「素足の場所でのフローリング」のご依頼でしたので私も久しぶりにこの仕上がりを見ることが出来ました

今回は現場が狭い場所なので、長さを2mにカットしてエンドマッチも付けての出荷です

アピトン独特な木目の浮き立つクラシックな風合いの部屋を満喫して頂ければと思います

※素足用アピトンフローリング「はだしの床」について https://apitong.net/housing/

全国6カ所へトラックフローリング・横根太を発送

今日は出荷ラッシュの日になりました

①石川県行きのトラック用アピトンフローリング 14×110×5500mm 24枚

②山口県行きのトラック用アピトンフローリング 40×125×5500mm 17枚

前壁用のアピトンフローリング 18×120×5500mm 4枚

補修用のアピトン板 20×140×4000mm 3枚

③島根県行きのトラック用アピトンフローリング 14×110・89×4340mm 19枚(荷台サイズにカット・アングル部段差加工付き)

トラック用横根太 50×90×2500mm 12本

④徳島行きのトラック用アピトンフローリング30×125×6000mm 18枚

トラック用横根太 50×70×2500mm 16本

⑤こちらは岡山行きの補修用に製作したアピトン板 20×115×4000mm 10枚

20×110×4000mm 6枚

⑥高知行きのトラック用アピトンフローリング 14×110×5500mm 24枚です

午前中にトラック用横根太 50×95×2500mm 10本を作って出荷します

全6カ所の発送になりますのでトラックに積めるのか心配ですが、出来る限り面積を小さくバンドルしてうまく乗せて出荷します

※トラック用フローリングについて https://apitong.net/flooring/

※トラック用横根太について https://apitong.net/track/

トラック荷台の交換風景

トラックフローリングと根太送った方から作業風景の写真を送って頂きました

見たところかなり老朽化が進んでいます

床を支える横根太も劣化しています

まずは床板と横根太をすべて剥がしてここから作業開始です

実は老朽化した床板や根太を取り除く作業がかなり大変だったりします

ボルトとかも綺麗に取り除いてからようやく作業の開始です

横根太に丁寧に防腐剤を塗布しています

横根太は床を支える大事な部品です

こここそ長持ちさせることが結局荷台の長寿命化につながります

根太の設置完了です

長さカットからボルト穴まであけていたので、すぐに取り付けることが出来ました

ここからフローリングの設置です

こちらも事前に荷台サイズに合わせてカットしています

また左右と後ろにアングルが付いているタイプなので、そこの「段差加工」も実施してお届けしています

あおり部分をつけて設置完了です

床下も綺麗に交換出来て荷台が新たに生まれ変わりました

これでまた安心して運搬して頂けると思います

こんな風に張り替え作業を見る事がほとんどない為、こうして見れるのは本当にうれしく実感する思いもあります

自分たちがやっていることに対してまた新たに頑張っていこうと思いました

※トラックフローリングについて https://apitong.net/flooring/

※トラック用根太について https://apitong.net/track/

環境に適した荷台に生まれ変わる為に

本日出荷のアピトンフローリングと横根太です

今回は徳島へ出荷します

アピトンフローリング 30×125×6000mm 18枚

アピトン横根太 50×70×2500mm 16本

安く運んでくれる混載便の最長が6mになるのでギリギリです

1台分の枚数をこんな風に遠方に運んで頂けるので、運送会社さんにはいつも感謝です

フローリングの方は厚さ30mmの長さ6mとかなりゴツイ部類を使用されるのですが、横根太は50×70mmとちょっと小さめです

もしかすると、4トンクラスのトラックですが重機とかを積むことが多いので床板を分厚く変えようとされているのかなと思います(張り替えの時にはよくあります)

どうしてもフローリング・根太は消耗品になりますが、交換時には使用環境に応じてサイズ・形状を変更することが出来ます

そうすることによってより環境に適した荷台に生まれ変えることが出来るので、使い勝手が格段に良くなると思います

交換する時は「どこをどういう風にするのが良いのか」を検討して改善するのも良いと思います

※アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

※アピトン横根太について https://apitong.net/track/