重機の安全な乗り降りに「歩み板補助台」

これは「歩み板補助台」です

重機を荷台から乗り降りする時に「歩み板の角度を緩やかにする」為の台です

歩み板は降ろすとこんな感じになります

写真のトラックは荷台も斜めになるので問題ありませんが、大体のトラックは水平のまま歩み板を降ろすことになります

その時、その角度が急勾配になります

そこでこの「歩み板補助台」を置くことで角度が緩やかになり、重機が安全に乗り降りすることが出来るようになります

(ここに歩み板の先端を置きます)

この製品は使用する方によってサイズや形状が異なります

その都度、図面を頂いてから製作しています

※今回はここの傾斜が難しかったです(端が160mm、そこから10mm傾斜して170mm、垂直に30mm上って頂点の高さが200mm)

安全な重機の乗り降りは必須です

その対策に少しでもご協力出来るように、これからも「歩み板補助台」を製作していきます

歩み板補助台について https://apitong.net/kakou/

歩み板の「ズレ防止対策」

これは「重機運送車の歩み板」です

「歩み板」とは重機が荷台から乗り降りする時に通る道板のことで、普段荷台の後ろに立てらせながら走っているのを見かけた事があると思います

降ろすとこんな感じです

ここは「滑らないようにする」為に木材が必要とされています

かなりの負荷がかかるのと、雨風にも負けない性質が必要になるため「アピトン」という樹種が使用されています

今回はこの歩み板に「段差」を設けました

この段差は「ズレ防止対策」です

歩み板は基本的にボルトで取り付けられているのですが、重機が通る時に「前後に動く」負荷がかかります

(反対側にも段差)

そこで「ボルト+形状的にもズレないように」する為に段差が設けられています

これは実際に使用した経験から出された改善案だと思います

このように先人達の経験や改善を学んで、常に最適な製品をお届けできるようにこれからも頑張ります

※歩み板の段差について https://apitong.net/kakou/

「下穴不要」のトラック専用ビス

これは「アピトン根太用ビス」です

トラックの荷台の張り替えで「下地がアピトン根太」の時に使用するビスです

このビスの特徴は「下穴不要」です

アピトンフローリング・アピトン根太とも非常に強度の強い性質を持っている為、通常のビスでは「下穴をあけてから打つ」が必須になります

(それをしないと途中でビスが止まったりします)

ビス打ちは張り替え作業において非常に重要な作業です

ここでの「下穴不要」は作業される方にとってかなりの時間短縮につながります

トラック荷台の張り替え専門に製作されたビスですので、時間短縮・負担軽減に使用して頂ければと思います

こちらは「鉄根太用ビス」です

こちらも荷台の張り替え専用に製作されたビスで「下地が鉄」の時に使用されます

こちらも「下穴不要」が特徴です

適用鉄厚2.3~4.5mm、アルミ不可などの条件がありますが、この範囲内であればこちらも作業時間の短縮と負担軽減にかなり貢献すると思います

トラックの荷台の張り替えは1台でも何百本かビスを打たなければならないと思います

その都度「下穴不要」はかなり貢献してくれると思います

トラックの下地に応じてこんな専用ビスがあることを知って頂ければと思います

※トラック専用ビスについて https://apitong.net/flooring/

トラックの床交換が簡単になるように

今回はアピトン合板を使用しているトラックの床を交換します

新車の時のように一枚モノでまかなうことは出来ない為、4×8サイズを3枚使って製作しました

こんな感じです

3枚とも荷台幅1860mmにカットして、そこから横根太の位置で継ぐために1025mm・1120mm・1155mmにカットしています

左右と後ろ部分にアングルが付いているので深さ3mm・幅40mmの段差を設けています

ここまで加工すればあとは設置するだけです

アピトン合板はサイズが大きいので「まっすぐにカット」することが難しいです

カットと段差だけをこちらで行うことで、張り替え作業が簡単になればと思います

※トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/

トラック用アピトン合板について

今日は「トラック用アピトン合板」の配達です

サイズ 12×1220×2440mm 3枚

トラックの荷台の床は2種類あって、今回のような「アピトン合板」タイプと無垢の「アピトンフローリング」タイプがあります

アピトン合板はこんな感じで貼ります

アピトンフローリングはこんな感じです

強さや耐久性で言うと「アピトンフローリング」の方が上です

しかし施工のしやすさで言うと「アピトン合板」の方が上ではないかと思います

トラックごとに色々な条件があります

そのトラックごとに応じた適切な材料を選択して頂ければと思います

※トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/