歩み板の「段差」の役割

重機運送車の「歩み板」を製作しました

サイズ 30×220×2300mm 2枚

「歩み板」とは荷台から重機を乗り降りさせる際に通る道板の事で、最近ではアルミブリッジの上にアピトン板が貼られているタイプが多いです

ここは安全面を考慮して鉄やアルミだと滑りやすいので、木製のアピトン材が使用されています

もちろんキャタピラなど負荷が大きくかかるのでそれに耐えられる「強度」も必要とされています

ただ歩み板にはこのように段差を設けることが多いです

それは取り付けるアルミブリッジに段差が付いているからです

何の為に段差が設けられているのかというと「ズレ防止」の為です

歩み板はボルトで止められているのですが、キャタピラが回転しながら上を通るので前後に動く負荷が大きくかかります

そこで段差を設けることで「ボルト+段差」で形状的にもズレが出ないような仕組みになっています

歩み板は急勾配になるので乗り降りの安全性を確保する為にもいろんなアイデアが施されています

これで新しい歩み板に取り換えて、また安心・安全な作業のお役に立てて頂ければと思います

※重機運送車の歩み板について https://apitong.net/kakou/

投稿者: apitongadmin@

塚田木材株式会社のアピトン担当者です 毎日のアピトン業務について出来上がった製品や使用して頂いた製品について書いていきます

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