月: 2023年10月

本日製材したアピトン製品です

長さ３００ｍｍの短い緩衝材から長さ５０００ｍｍのトラック補修板までいろんなサイズの製品があります

アピトンは「高強度・高耐久性」の木材です

その用途が必要とされる場所は本当に色々あります

ここまで高強度の木材で製材が可能な樹種はほとんどありません（丸太が入ってきていない為）

「製材が可能＝いろんなサイズ・形状の製品が製作可能」

アピトンのメリットはここにあると思います

この性質を必要とされている方に向けてこれからもいろんなサイズ・形状のアピトン製品を供給していきます

※アピトンの製材品について　https://apitong.net/kakou/

本日出荷のトラック荷台用フローリングと横根太（よこねだ）です

トラック用フローリング　２２×１３０×５５００ｍｍ　１８枚

トラック用横根太　５０×１００×２５００ｍｍ　１０本

老朽化した４トントラックの荷台を張り替えます

４トンにしてはちょっと厚めのフローリングを選択されたと思います（通常は１８ｍｍ・１４ｍｍが多いです）

今回は下地の横根太（よこねだ）も交換です

横根太とはフローリングを支える角材の事で、ここが腐ると荷台の材料は全部交換しなければいけません

よって高耐久性で雨にも強い「アピトン材」が使用されています

このアピトンフローリングとアピトン横根太でまた丈夫な荷台に生まれ変わって欲しいです

こちらは２トントラック用のアピトンフローリングです

サイズ　１４×１１０×５５００ｍｍ　２４枚

これはちょっと珍しく、厚さ１４ｍｍのフローリングで長さ５５００ｍｍは国内ではほとんどありません

昔は弊社も長さ４０００ｍｍまでしか持っていませんでしたが、２トントラックのロングボデーは長さが４ｍを超えるので

「もっと長いの無いの？」

というお問い合わせを多く寄せられていたことから製作された製品です

これまでは「４ｍ+余り」という感じで縦に２枚継ぎで貼っていましたが、この製品なら１枚で足ります

つなぎ目が少なくなるということは「雨が根太に行きにくい」という事なので、横根太の長寿命化につながります

こちらもまた新たな荷台に生まれ変えて、長く安全に使用して頂きたいと思います

※トラック用アピトンフローリング・横根太について　https://apitong.net/

本日製作したトラック荷台の床板です

荷台サイズ　２０８０×５０８０ｍｍ　で床板の厚さは３０ｍｍです

荷台サイズに合わせてカットして欲しいという事で、既製品のアピトンフローリング　３０×１３０×５５００ｍｍ　１６枚を長さカット（L=５０８０）、両サイドの２枚を幅カット（W=１２７）しました

今回ちょっと珍しいのが「裏側に段差加工」を施したことです

現車が荷台の左右と後ろに鉄アングルが付いているとのことで、その鉄アングルの上にアピトンフローリングをかぶせるように設置したいとのことでした

裏面を削るのはなかなか難しく、深さも１０ｍｍとかなり深めでした

こういった裏面の段差は年に１回くらい依頼をお受けします

それぞれのトラックの使用環境に応じていろんな設置をされているんだなと思います

※トラックフローリングの裏面の段差加工について　https://apitong.net/flooring/

これは重機運送車で使用する「歩み板補助台」です

歩み板とは「荷台から重機を乗り降りさせる時に通る道」の事で、時々角度が急勾配になって危ない時があります

この写真のトラックは荷台も傾けることが出来るタイプなので問題ありませんが、通常のトラックだと平坦なまま歩み板単体を降ろして重機を降ろしたりします

その時に「歩み板補助台」を使用すると角度が緩やかになり、安全性が向上するようになります

この段差に歩み板の先端を乗せます

歩み板補助台に関しては使用する方によってサイズや形状が様々です

その都度図を頂いて職人と相談しながら作っています

大体長さも１ｍ位にしておかないと重くて持ち運びが不便になります

その辺りも考慮して皆さんサイズ・形状を考えられているのを感じます

我々もこれで安全性が向上されると嬉しいです

※歩み板補助台について　https://apitong.net/kakou/

これはちょっと珍しい「厚さ４０ｍｍ」のアピトンフローリングです

通常サイズは４０×１２５×５５００ｍｍです

しかし今回は鹿児島県の大島へ発送する為、お客様からの指定で長さを短くカットして発送します

加工後のサイズ

アピトンフローリング　４０×１２５×３５００ｍｍ　１６枚

アピトンフローリング　４０×１２５×２７００ｍｍ　　６枚

アピトンフローリング　４０×１２５×２０００ｍｍ　１６枚

短くすることで鹿児島までの送料や、鹿児島港から大島までの船便の運賃を安くすることが出来ます

輸送条件は各地で様々です

少しでも便利にお安くお届けできるように工夫して発送します

※厚さ４０ｍｍのアピトンフローリングについて　https://apitong.net/flooring/

これは重機運送車で使用する「歩み板補助台」です

歩み板とは重機が荷台から乗り降りさせる時に通る道板のことです

この歩み板を降ろしたときに角度が急で乗り降りが危ない時があるのです

その時にこの「歩み板補助台」を使う事で角度を緩やかにして安全に乗り降りさせることが出来るようになります

このくぼみの部分に歩み板の先端を乗せます

この製品に関してはその都度頂いた図面をもとに製作しています

今まで何度も作ってきましたが、皆さんサイズも形状も様々です

自車の歩み板の形状や降ろした時の角度、重量などを考慮して書かれていると思います

これで安全な作業のお役に立つことが出来ればと思います

※重機運送車の歩み板補助台について　https://apitong.net/kakou/

これはトラックのあおりに使用する「あおり用アピトン合板」です

「あおり」とは荷台の左右と後ろの部分のことで、荷物が荷台から落ちないようにする役目があります

荷重がかかる所ではありませんが、雨にさらされる個所でもあるので徐々に板の部分が劣化してきます

この部分は一枚モノのアピトン合板が使用されていますが今まではメーカーさんしか持っていませんでした

「ここの板無いの？」

こういったお問い合わせが多く寄せられていました

そこでサイズは限定になりますが２パターンだけの製品が開発されました

あおり用アピトン合板　１２×４００×４２８０ｍｍ

あおり用アピトン合板　１２×４００×３５１０ｍｍ

あおりは３カ所（たまに前も合わせて４カ所）なので修理の際に必要枚数は多くないのですが、やはりお困りになっている方が多く、発送する回数が多い製品です

これで張替えが出来た時はまた安心して荷物が運べるようになります

安心・安全な運搬のお役に立てられればと思います

※あおり用アピトン合板について　https://apitong.net/flooring/

鉄工所で使用するパイプ台を製作しました

サイズ　１００×１００×３５０ｍｍ　１６台

アピトンを指定されたという事は相当重いパイプなんだろうなと思います

硬い樹種だけにＶ溝加工が大変でしたが、まだ長さが３５０ｍｍで軽い製品でしたのでやり易かったです

今から箱詰めして鹿児島へ発送します

※アピトンの加工品について　https://apitong.net/kakou/

今回はトラック荷台の張り替えで使用するフローリングと横根太を製作しました

荷台のフローリングと根太は常に荷重がかかり雨にも濡れるので徐々に劣化してきます

昔から「アピトン」という高耐久性木材が使用されていますが、いつかは交換する時がやってきます

修理業者さんにとってこの作業はとても大変です

「フローリングをこんな風にして持って来て」

修理業者さんから頂いた図をもとに荷台サイズへのカット、左右と後ろにある鉄アングルへの差し込み加工（段差）を行いました

「根太もこんな感じで穴もあけて持って来て」

こちらも頂いた図面の通りに仕上げました

ボルト用の穴加工・両端部分の斜めカットをして完成です

ここまで仕上げれば後は取り付けるだけです

現場作業者の負担はかなり削減できると思います

この大変な作業を一緒になって、少しでも簡素化できるようにご協力できればと思います

※アピトンフローリングの加工について　https://apitong.net/flooring/

※アピトン根太の加工について　https://apitong.net/track/