荷台サイズに合わせたトラックフローリングの加工

今回は4トントラックの荷台の張り替えにおいて「荷台サイズに合わせた加工」をおこないました

《荷台サイズ》

厚さ18mm 幅2120mm 長さ5490mm

《製作したアピトンフローリング》

アピトンフローリング(凹凸) 

18×120×5490mm 16枚

前段差(5×35mm)

後段差(5×40mm)

アピトンフローリング(凹)

18×97×5490mm 1枚

側面段差(5×40mm)

前段差(5×35mm)

後段差(5×40mm)

アピトンフローリング(凸)

18×97×5490mm 1枚

側面段差(5×40mm)

前段差(5×35mm)

後段差(5×40mm)

「段差」は左右と前後に鉄アングルが備わっている為、その下に差し込む為の加工です

この加工が一番大変なところで修理業者さんも苦労していると思います

「アピトン」が非常に強度のある樹種の為、段差加工やカットが大変です

それだけにこの加工を依頼される方が多いのだと思います

ここまで加工すればあとは取り付けるだけです

修理業者さんと一緒になって「トラックの荷台の張り替え」を極力簡単に短時間で出来るようにご協力させて頂ければと思います

トラックフローリングの加工について https://apitong.net/flooring/

トラック用アピトン合板

これは「トラック用アピトン合板」で床板張り替えをおこなっています

トラック用アピトン合板 18×1230×2440mm

このサイズだと1枚で荷台の幅がまかなえるので、数枚で施工完了になります

今回は4枚で設置しました

厚さ18mmは一番よく使われるサイズなのでいろんな方に使用して頂いております

かなり入念にボルト止めしていますが一日で設置完了です

通常は「アピトンフローリング」が使用されていますが、それ以外にもこのような製品があることを知って頂ければと思います

トラック用アピトン合板

25×1230×2440mm

20×1230×2440mm

18×1230×2440mm

12×1220×2440mm

トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/

アピトンの特徴と用途について

これは「トレーラーの床板」です

アピトン床板 40×230×4500mm 4枚

アピトン床板 40×190×4770mm 8枚

アピトン床板 50×230×1400mm 8枚

トレーラーの床板には「高い耐久性」と「高い耐水性」が求められています

これらの要望を満たし、なおかつこのサイズで準備可能なのは「アピトン」だけです

よって昔からこの場所には「アピトン」が使用されています

これは鉄工所で使用される「りん木」です

「りん木」とは製品の下に敷く緩衝用の角材の事で、鉄工所では超重量物を乗せる為に「アピトンりん木」が使用されています

アピトンりん木 100×100×2300mm 7本

アピトンりん木 100×100×800mm 6本

アピトンりん木 60×75×1000mm 20本

ここでもアピトンの持つ「高い耐荷重」が必要とされています

また「指定サイズに製作可能」という点も特徴です

重量・場所・用途に応じて最適なサイズは変わってきます

この強度クラスの木材で指定サイズに合わせた製材が可能なのは「アピトン」くらいです

よって造船材とかにも活用されています

アピトンの用途は多岐にわたります

「高い耐荷重」「高い耐水性」「サイズが自由」

この特徴を活かせる場所がありましたら活用して頂ければと思います

※アピトンについて https://apitong.net/

「重機運送車」に適した床とは

今回は「重機運送車用アピトン床板」を出荷します

サイズ 23×140×4000mm 38枚

特徴は「サネ(凹凸)が無い」ことです

通常はこのようなサネ(凹凸)付きのアピトンフローリングが使用されています

重機運送車も新車の時はこのタイプが設置されています

しかし、老朽化が進んで交換時になると

「サネ(凹凸)の無いやつ無いの?」

というお声をよく頂きました

どうも「しなり」が多くでる為、サネの部分がよく割れてしまうとのことでした

そこで交換する時はサネの無い(隣同士干渉しない)タイプを使用する方が多いです

元々、この「サネ無し」タイプはそういったご要望にお応えする為に開発された製品でもあります

しかし「板と板の間に隙間が出来る」「幅方向に反りやすい」といったデメリットも生じますが「重機運搬」という使用環境ではあまり問題にならないようです

トラックの使用環境は様々だと思います

その環境に適した床を選択して頂ければと思います

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

「あとは取り付けるだけ」

トラックの「荷台の床」と「横根太」を島根へ向けて発送します

荷台の床 14×110・108×3700mm 16枚

※荷台サイズに合わせて長さカット・幅カット

※アングル部分の段差加工

根横太 40・50×100×1765mm 8本

※両端切欠き加工

横根太 50×100×780mm 1本

※リアタイヤ用

ここまで仕上げれば「あとは取り付けるだけ」です

トラックの荷台の張り替えは大変な作業です

「アピトン」を削ったりカットしたりするのはやはり難しいと思います

よってこのような加工依頼はよくあります

現場の方の手間削減や作業時間の短縮の為にも、これからも正確な加工を心掛けていきたいと思います

※トラックの荷台の床について https://apitong.net/flooring/

※トラックの横根太について https://apitong.net/track/

最長6.7m トラック用アピトンフローリング(一枚モノ)

今度、お客様が引き取りに来られるトラック用アピトンフローリングです

サイズ 21×120×6700mm 19枚

一枚モノでは最長の長さです(フィンガージョイントタイプでは最長9.7m)

やはり「フローリングのつなぎ目が無い」というのは根太への負担が減るので(雨水が入らない為)長寿命化につながります

中型のロングタイプには良いかもしれません

※トラック用フローリングについて https://apitong.net/flooring/

重量物の「りん木」について

本日、鉄工所へ納品する「アピトンりん木」です

サイズ 90×90×2000mm 200本

「りん木」は製品の下に敷く角材の事で、緩衝用だったりフォークリフトの爪が入るようにする役割があります

今回は鉄工所での使用の為、相当な重量物が乗るので、それに耐えられる樹種として「アピトン」が指定されました

アピトンはこういった超重量物(コイルや造船なども)のりん木によく使用されます

今回は90×90mmですが300×300mmや長さが4m以上を指定されることもあります

このような高耐久性木材でありながらもサイズが自由に決められるのも「アピトン」の特徴です

今回は総重量が約3500kgもあります

4トントラックもやや前のめりになっている気がしますが、気をつけて行ってきます

※アピトンりん木について https://apitong.net/kakou/

「歩み板の段差」について

重機運送車の「歩み板」を製作しました

サイズ 25×360×2070mm 2枚

今回は両サイドに段差を付けています 

段差 10✕130mm・10✕40mm

これは歩み板を取り付ける「アルミブリッジ」には段差が設けられているからです

この段差は「ズレを無くす」ことが目的です

もちろんボルトでも止めているのですが、キャタピラが通る時に前後に大きな負荷がかかります

そこでボルトだけでなく「形状的にも」ズレが生じないように段差を付けています

歩み板で使用される「アピトン」は高耐久性木材の為、この段差加工が難しくこの依頼はよくあります

今回もここまで仕上げてからお届けです

新しい歩み板に交換することで、より安全に重機の乗り降りをおこなって頂ければと思います

※歩み板について https://apitong.net/kakou/

「重機運送車用アピトン床板」の特徴

今日は「重機運送車用アピトン床板」の発送です

サイズ 32×145×5500mm 12枚

通常のトラック用フローリングとの違いは「サネ(凹凸)が無い」ことです

重機運送車も新車の時は「サネ付き」のアピトンフローリングが設置されています

しかし老朽化が進み、張り替えの時になると

「サネ(凹凸)の無いやつ無いの?」

というお問い合わせをよく頂きます

それは重機運送車は「しなり」が大きく出ることから、メス(凹)の表側が割れてしまう事がよくあるとのことです

そこで隣同士が干渉しない「サネ無し」の方が良いとの事でした

この「重機運送車用アピトン床板」はそういったお声から開発された製品です

これなら「しなり」が出ても割れが出ることはありません

そういったメリットがある一方

「板と板の間に隙間が出来る」「反りやすい」

というデメリットも生じます

その点に関しては「重機運送車の使用」においてはあまり問題にならないとのことでした

同じトラックでも使用に応じて適切な求められる製品が違うと感じます

お客様のお声をよく聞きながら、我々も最適な製品の開発・供給ができるように頑張ります

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

重機が段差を通る「傾斜付きの台」

重機運送車が段差を通る時の台を製作しました

サイズ 高さ120mm 幅200mm 長さ900mm

運びやすくする為にロープを通す穴もあけています(直径20mm)

こういった傾斜の付いた台の依頼はよくあります

「高い耐荷重」「サイズ・形状が自由に選べる」

求められる要素を満たせる樹種として「アピトン」が活用されてきました

製材は大変ですが、これで安心できるモノに仕上がります

これを活用して頂いて、安全な作業のお役に立てて頂ければと思います

※アピトンの傾斜付き台について https://apitong.net/kakou/