「歩み板の段差」について

重機運送車の「歩み板」を製作しました

サイズ 25×360×2070mm 2枚

今回は両サイドに段差を付けています 

段差 10✕130mm・10✕40mm

これは歩み板を取り付ける「アルミブリッジ」には段差が設けられているからです

この段差は「ズレを無くす」ことが目的です

もちろんボルトでも止めているのですが、キャタピラが通る時に前後に大きな負荷がかかります

そこでボルトだけでなく「形状的にも」ズレが生じないように段差を付けています

歩み板で使用される「アピトン」は高耐久性木材の為、この段差加工が難しくこの依頼はよくあります

今回もここまで仕上げてからお届けです

新しい歩み板に交換することで、より安全に重機の乗り降りをおこなって頂ければと思います

※歩み板について https://apitong.net/kakou/

「重機運送車用アピトン床板」の特徴

今日は「重機運送車用アピトン床板」の発送です

サイズ 32×145×5500mm 12枚

通常のトラック用フローリングとの違いは「サネ(凹凸)が無い」ことです

重機運送車も新車の時は「サネ付き」のアピトンフローリングが設置されています

しかし老朽化が進み、張り替えの時になると

「サネ(凹凸)の無いやつ無いの?」

というお問い合わせをよく頂きます

それは重機運送車は「しなり」が大きく出ることから、メス(凹)の表側が割れてしまう事がよくあるとのことです

そこで隣同士が干渉しない「サネ無し」の方が良いとの事でした

この「重機運送車用アピトン床板」はそういったお声から開発された製品です

これなら「しなり」が出ても割れが出ることはありません

そういったメリットがある一方

「板と板の間に隙間が出来る」「反りやすい」

というデメリットも生じます

その点に関しては「重機運送車の使用」においてはあまり問題にならないとのことでした

同じトラックでも使用に応じて適切な求められる製品が違うと感じます

お客様のお声をよく聞きながら、我々も最適な製品の開発・供給ができるように頑張ります

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

重機が段差を通る「傾斜付きの台」

重機運送車が段差を通る時の台を製作しました

サイズ 高さ120mm 幅200mm 長さ900mm

運びやすくする為にロープを通す穴もあけています(直径20mm)

こういった傾斜の付いた台の依頼はよくあります

「高い耐荷重」「サイズ・形状が自由に選べる」

求められる要素を満たせる樹種として「アピトン」が活用されてきました

製材は大変ですが、これで安心できるモノに仕上がります

これを活用して頂いて、安全な作業のお役に立てて頂ければと思います

※アピトンの傾斜付き台について https://apitong.net/kakou/

アピトンのコイル台

今回は「コイル台」を製作しました

サイズ 150×150×2350mm(70×70mmに斜めカット) 8本

これは円形の超重量物の台に使用されます

その都度、お客様からの指定サイズ・形状にカットしています

乗せるモノの大きさや重量に応じて決定しているのだと思います

超重量物の台木は「安全」が何よりも大事です

「サイズ・形状が自由決められる」「高い耐荷重」

これらを満たすのは「アピトン」が一番だと思います

それらを任せられる樹種として、これからも活用して頂ければと思います

※アピトンコイル台について https://apitong.net/kakou/

最も難しい「トラック縦根太」

今回は久しぶりに「トラック縦根太」を製作しました

トラック縦根太は「トラック横根太」を支えていて、トラック横根太は「荷台の床」を支えているという、一番下で部材を支えている大事な部品です

かなり長い製品になる為、最近はアルミ製も増えていますが、今回はアピトン縦根太の老朽化による交換部品として製作しました

ボルト穴をあけて、それを止めるジャッキ・スパナを入れる為のくり抜きも加工しています

トラックで使用するアピトン製品の中でこれが一番難しい製品です

これでまた新たな荷台に生まれ変わることが出来ます

新しい荷台になってまた安心・安全な輸送をおこなって頂ければと思います

※アピトン縦根太について https://apitong.net/track/

トラック横根太「ここまで加工して持って来て」

トラックの「横根太」を製作しました

横根太は荷台の床板を支える非常に重要な部材です

強い耐荷重はもちろん、床下でもタイヤからの巻き上げがあるので濡れることも多く、高い耐水性も必要になります

その為、昔から「アピトン」が使用されています

しかしそのアピトンも「加工」となると難しい材料になります

その為、修理業者さんから

「ここまで加工して持って来て」

という依頼をよく頂きます

高耐久性木材の為、カットしたり穴をあけたりするのが大変なのだと思います

ここまで加工すればあとは取り付けるだけです

修理業者さんの手間削減と作業時間の短縮にお役立て頂ければと思います

アピトン横根太の加工について https://apitong.net/track/

小型船の下に敷く「アピトン緩衝材」

これは船の下に敷く「アピトン緩衝材」です

サイズ 240×300×1000mm 12本

造船所や小型船を沖に上げた時の緩衝材として使用されています

「高耐久性」「高耐水性」「サイズが自由に選べる」

求められる要素を満たせる木材は国内ではアピトンだと思います

超重量物の緩衝材はなによりも「安全第一」です

任せられる樹種としてこれからも活用して頂ければと思います

※アピトン緩衝材について https://apitong.net/dodai/

トラック周りの材料 一式(フローリング・根太・ビス)

トラック一台分のフローリング・根太とそれを止めるビスです

老朽化した荷台の床周りをすべて交換する予定です

床に関しては長さカット L=5386mmと段差加工 9×35mmを実施しました

段差は鉄アングルに差し込む為の加工で、この加工にはいつも苦労します

横根太も指定サイズ・形状に加工しています

今回は全部で18本、その内15本は両端を斜めカットしています

短い1070mmの1本はリアタイヤ間に設置する根太です

床板に打ち込むビスも準備しています

このビスは「下穴無し」で打ち込めるビスなので、これまでよりも簡単に打ち込むことが出来ます

アピトンは高耐久性木材で雨にも強く、トラック周りの製品としては(特に平ボデー)最適な樹種です

しかし強いだけに加工やビスの打ち込みが大変にもなります

我々も出来る限りの加工やビスを揃えて、修理業者さんの手間を少しでも軽減できればと思います

※トラック用アピトンフローリング・ビスについて https://apitong.net/flooring/

※トラック用根太について https://apitong.net/track/

サネ(凹凸)無し 重機運送車用アピトン床板

重機運送車用のアピトン床板です

サイズ(厚×幅×長さ) 32×145×5500mm

通常のアピトンフローリングと異なる点は「サネ(凹凸)が無い」ことです

重機運送車の場合、どうしても一点に荷重がかかることが多い為、床板に「しなり」が大きく出ます

そうするとサネ(凹凸)付きのアピトンフローリングの場合、「割れ」が出てしまう事が多いのです(隣同士を支え合っている為)

しかしサネ無しのアピトン床板の場合、しなりが出てもお互い干渉し合っていない為、割れが出ることはありません

そうした点が張り替えの際に指名される要因になります

サネ(凹凸)が無いだけに、板と板の間に隙間が出来たり、反りが出やすいというデメリットもありますが、下地の鉄板を保護する目的で使用されている分、そこはあまり問題にならないようです

設置が簡単という事もあり、張り替えの際はよく使用されています

厚さも32mmあるので相当な耐荷重になります

これで新しい荷台に生まれ変わって、また安心して重機の運搬をおこなって頂ければと思います

※重機運送車用のアピトン床板について https://apitong.net/flooring/

大型トラックの張り替えについて

大型トラックの床張り替え用のアピトンフローリングです

サイズ(厚×有効幅×長さ) 25×130×5500mm 34枚

荷台の長さが9600mmの為、縦に2枚継いで使用します

厚さも25mmなのでやや厚めの部類です

老朽化した床を張り替えることで、また新たな荷台に生まれ変わります

安全な配送に床板の状態(良好)は必須です

これで安心して運搬作業をおこなって頂ければと思います

アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/