重機運送車の使用環境に適した「アピトン床板」

これは「重機運送車用アピトン床板」です

特徴は「サネ(凹凸)が無い」です

通常のトラックや新車時の重機運送車もサネ(凹凸)付きのアピトンフローリングが設置されています

しかし交換時期になると

「サネ(凹凸)の無いやつ無いの?」

というお問い合わせをよく頂きます

これは重機運送車の場合、使用上「しなり」がよく出てしまうからです

サネ(凹凸)付きのアピトンフローリングだと、お互いが支え合っているのとメス(凹)の部分が薄くなるので割れが出やすいとのことでした

そこでサネ(凹凸)無しのアピトン床板だと「しなり」があっても割れにくいとのことです

ただし

「板と板の間に隙間が出来る」

「反りが出やすい」

といったデメリットも生じます

しかし重機運送車の使用環境ではそこはあまり問題にならないようです

使って初めて気づくことが多くあることが事が分かりました

それに見合った床材が必要です

どんなご要望にもお応えできるように柔軟に準備と対応をしていきたいと思います

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

段差を通る為の「歩み板(ボルト穴付き)」

重機の「歩み板」を製作しました

段差のある所を通る時に敷く道板です

今回は側面にボルト穴をあけています

これは重機が通る時に大きな荷重がかかる為、もし割れた時に分解しないようにボルト・ナットで止める為の穴です

こういった「歩み板」のご依頼はよく頂きます

今回のようなボルト穴のご依頼も時々あります

安全な作業をおこなう為にも「歩み板」は非常に重要です

職人も頑張って製作します

※重機の歩み板について https://apitong.net/kakou/

急ぎの案件にて

今日は小型トラックの荷台の張り替えに使用するアピトン製品を出荷します

アピトンフローリング 18×120×5500mm 13枚

アピトン根太 50×100×2500mm 10本

急ぎの案件でしたので、今朝根太を加工しました

それでは行ってらっしゃい

アピトンフローリング https://apitong.net/flooring/

アピトン根太 https://apitong.net/track/

一緒に交換をしている気持ちになります

これは「荷台サイズに合わせたトラックフローリング」です

荷台サイズ 2040×3720mm

厚さ22mmのフローリングを全て長さ3720mmにカット

その後、左右両端に来るフローリングを幅105mmにカット

左右と後ろにアングルが付いているタイプで

「深さ3mm・幅30mmの段差」

を付けました

次は「トラック用根太(ねだ)」です

トラックフローリングを下から支える重要な部品です

根太も指定のサイズ・形状に製作しています

中心部のボルト穴はザグリ付き、両端の穴はストレートです

珍しく側面にもボルト穴を付けました

1本だけ両端をこのような切欠き形状にして欲しいとのご依頼でした

フローリング・根太とも複雑な形状でしたが、あとは「取り付ける」だけです

ここまでくると一緒に交換をしている気持ちになります

協力して綺麗な荷台の張り替えをしていきたいと思います

※トラックフローリングの加工 https://apitong.net/flooring/

※トラック用根太の加工 https://apitong.net/track/

トラック用アピトン根太(ボルト穴付き)

これは「トラック用アピトン根太(ねだ)」です

これは非常に重要な部品で荷台の寿命を左右すると言っても過言ではありません

こんな感じで床を支える役目を果たします

最近では「鉄根太」もありますが「しなり」に対しての耐性は「アピトン根太」の方があります(鉄根太はしなると元に戻り難いです)

しかし、丈夫なアピトン根太もこんな感じで「濡れやすく乾きにくい」場所に設置されます

構造上、根太が腐食してしまうとフローリングがまだ大丈夫でも全部交換しなければいけなくなります

その為、木材の中でも耐水性があり高耐久性木材の「アピトン」が使用されています

そんなアピトンも「加工する」となったら難しい樹種になります

ボルトで固定するのでこんな風にボルト穴をあけなくてはいけません

「ボルト穴あけてから持って来て」

修理業者さんからよくご依頼を頂きます

長さカットとボルト穴をあけてそのまま取り付けられる状態にしてお届けします

今回は本数も多かったので大変でした

修理業者さんの手間を少しでも無くせるようにこれからも加工していきたいと思います

※アピトン根太の加工について https://apitong.net/track/

重機運送車用アピトン床板

これは「重機運送車用アピトン床板」です

特徴は「サネ(凹凸)が無い」です

重機運送車の床を交換する際に

「サネの無いやつ無いの?」

というお問い合わせをよく頂きました

その理由を聞くと

「サネ(凹凸)の所ってしなりが出た時によく割れるんよね」

という事でした

重機運送車の場合、荷台から乗り降りさせる時に「しなり」は大きく出ます

サネ無しだと隣同士が干渉していない為、割れは出にくくなります

通常のトラックフローリングの場合、反りが出にくかったり平らに保つ為にサネ有りが重宝されていますが、使用環境によって最適な形状があるんだなと思いました

やはりお客様からの声を聞いて製品を作ることが大事です

この製品には「設置が簡単」というメリットもあります

これからもいろんなご要望を聞いて、最適な製品を製作していこうと思います

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

重機の安全な乗り降りに「歩み板補助台」

これは「歩み板補助台」です

重機を荷台から乗り降りする時に「歩み板の角度を緩やかにする」為の台です

歩み板は降ろすとこんな感じになります

写真のトラックは荷台も斜めになるので問題ありませんが、大体のトラックは水平のまま歩み板を降ろすことになります

その時、その角度が急勾配になります

そこでこの「歩み板補助台」を置くことで角度が緩やかになり、重機が安全に乗り降りすることが出来るようになります

(ここに歩み板の先端を置きます)

この製品は使用する方によってサイズや形状が異なります

その都度、図面を頂いてから製作しています

※今回はここの傾斜が難しかったです(端が160mm、そこから10mm傾斜して170mm、垂直に30mm上って頂点の高さが200mm)

安全な重機の乗り降りは必須です

その対策に少しでもご協力出来るように、これからも「歩み板補助台」を製作していきます

歩み板補助台について https://apitong.net/kakou/

歩み板の「ズレ防止対策」

これは「重機運送車の歩み板」です

「歩み板」とは重機が荷台から乗り降りする時に通る道板のことで、普段荷台の後ろに立てらせながら走っているのを見かけた事があると思います

降ろすとこんな感じです

ここは「滑らないようにする」為に木材が必要とされています

かなりの負荷がかかるのと、雨風にも負けない性質が必要になるため「アピトン」という樹種が使用されています

今回はこの歩み板に「段差」を設けました

この段差は「ズレ防止対策」です

歩み板は基本的にボルトで取り付けられているのですが、重機が通る時に「前後に動く」負荷がかかります

(反対側にも段差)

そこで「ボルト+形状的にもズレないように」する為に段差が設けられています

これは実際に使用した経験から出された改善案だと思います

このように先人達の経験や改善を学んで、常に最適な製品をお届けできるようにこれからも頑張ります

※歩み板の段差について https://apitong.net/kakou/

「下穴不要」のトラック専用ビス

これは「アピトン根太用ビス」です

トラックの荷台の張り替えで「下地がアピトン根太」の時に使用するビスです

このビスの特徴は「下穴不要」です

アピトンフローリング・アピトン根太とも非常に強度の強い性質を持っている為、通常のビスでは「下穴をあけてから打つ」が必須になります

(それをしないと途中でビスが止まったりします)

ビス打ちは張り替え作業において非常に重要な作業です

ここでの「下穴不要」は作業される方にとってかなりの時間短縮につながります

トラック荷台の張り替え専門に製作されたビスですので、時間短縮・負担軽減に使用して頂ければと思います

こちらは「鉄根太用ビス」です

こちらも荷台の張り替え専用に製作されたビスで「下地が鉄」の時に使用されます

こちらも「下穴不要」が特徴です

適用鉄厚2.3~4.5mm、アルミ不可などの条件がありますが、この範囲内であればこちらも作業時間の短縮と負担軽減にかなり貢献すると思います

トラックの荷台の張り替えは1台でも何百本かビスを打たなければならないと思います

その都度「下穴不要」はかなり貢献してくれると思います

トラックの下地に応じてこんな専用ビスがあることを知って頂ければと思います

※トラック専用ビスについて https://apitong.net/flooring/

トラックの床交換が簡単になるように

今回はアピトン合板を使用しているトラックの床を交換します

新車の時のように一枚モノでまかなうことは出来ない為、4×8サイズを3枚使って製作しました

こんな感じです

3枚とも荷台幅1860mmにカットして、そこから横根太の位置で継ぐために1025mm・1120mm・1155mmにカットしています

左右と後ろ部分にアングルが付いているので深さ3mm・幅40mmの段差を設けています

ここまで加工すればあとは設置するだけです

アピトン合板はサイズが大きいので「まっすぐにカット」することが難しいです

カットと段差だけをこちらで行うことで、張り替え作業が簡単になればと思います

※トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/