「高い耐久性」と「高い耐水性」を必要とする場所に

今日は色んなアピトン製材品を出荷準備しています

まずはコイル台です

円形の超重量物を乗せるときに使うりん木で、アピトンの用途としてはよく活用されています

きちんと動かないようにする為に角を斜めに落とすのが特徴です

強い耐久性も必要ですが、意外と見落としがちなのが「耐水性」です

こういった製品は外で使うので当然雨にもよく濡れます

そうした時にすぐに腐食するような材料では安全面に支障がでます

耐久性と耐水性は大体比例していますがアピトンはそういった面でも適した樹種としてずっと使用されています

同じような用途で使用される製品達です

「高い耐久性」と「高い耐水性」を必要とする場所にアピトンは活きると思います

※アピトンについて https://apitong.net/

「アングルの下に差し込もうと思って」

「荷台の床を交換したいんですけど厚み25mmのフローリングと厚み12mmで幅60~70、長さ5.5mの板って出来ます?」

「25の方は大丈夫ですけど板の方は何に使われるんですか?」

「アングルの下に敷こうと思って」

なるほど

4トン以下のトラックは左右と後ろにアングルが付いていて、床板はその下に差し込まなければいけません

よくあるのは下の写真のような段差加工をしますが、今回は独立した板だけを差し込む予定です

よくある段差付きのフローリング

乾燥材で厚み12mmの長さ5.5mはトラックフローリングの14×110×5500mmを再加工して仕上げました

こういったアングルの下に差し込む為の板です

交換の時は色んなやり方でおこなわれます

それぞれの現場の方のご要望に沿った形でお届けしたいと思います

※トラックフローリングについて https://apitong.net/

1.5トン用トラックの床交換セット

「こんなんして持って来て」

1.5トントラックの荷台の床交換にあたって床板と根太のご注文でした

床板については荷台サイズ(幅1590mm 長さ2990mm)に合わせて幅のカットと長さカットをしました

そこから左右と後ろにある鉄アングルに差し込む「段差」も付けています

床板の下に設置する根太も図面を頂いてその通りに仕上げています

取り付け用ボルトの穴もあけて完成です

これで到着したらすぐに取付に取り掛かれます

現場での加工を無くして極力交換作業を簡素化するよう頑張ります

※トラックフローリング・根太について https://apitong.net/

「強さのある一枚板」→アピトン合板に決定

これはある工場の階段板に使用するアピトン合板です

「厚さ25mmで強さのある一枚板」

この条件でアピトン合板が指定されました

構造的に鉄枠に納める感じなので、角のRをよける面取りをしました

全部で12段なのでこれは完成が楽しみな物件です

※アピトン合板について https://apitong.net/shina/

L字ボルトの穴あけ 横根太

これは今回のトラック横根太の穴加工です

ちょっと珍しい「L字ボルト用の穴」です

たまにこの依頼はあり、ゴリゴリと削って仕上げています

両端にはストレートの穴です

両端はこんな感じの形にしました

これはよくある形状ですね

今回は3本だけの交換という事です

明日岩手へ向けて発送です

※トラック横根太について https://apitong.net/track/

重機運送車の床に「アピトン」

重機運送車の床に使用する板を製作しました

「アピトン」という超硬質木材で作りました

お客さんの指定サイズなのでこんな感じでバラバラです

35×370×2140mm 2枚

30×200×4000mm 16枚

70×300×3000mm 12枚

今回はアピトン丸太からの製材品なので乾燥はしていません

「乾燥していない」ということは時間が経過すると反ったり縮んだり、表面にヒビが出たりします

しかし使用環境的にそれらのデメリットは支障ないという事で使用して頂いています

そのデメリットよりも指定サイズを使用することで取り付けがしやすいということでそちらを優先させているようです

※アピトン板について https://apitong.net/

「こんな感じにして持って来れる?」

「2トンの張り替えなんやけどフローリングこんな感じにして持って来れる?」

修理屋さんからのご依頼で、トラックフローリングを荷台のサイズに合わせてからお届けするものでした

トラックフローリングに使用されている「アピトン」という樹種は非常に耐久性・耐水性に優れていてこの用途には最適なんですが、一転修理する時の加工に関しては難しいというデメリットがあります

そこで事前にこういった加工したものを仕入れて、作業を簡素化することはよくあります

2トントラックの難しい所はこの「段差」です

構造上、荷台の左右と後ろ(たまに前も)に鉄アングルが付いていて、フローリングはその下に滑り込ませなければいけません

よってアングルの厚さ+幅分を削る必要があるんです

この加工が一番大変で難しい所なんです

おそらく修理屋さんもこの加工が大変なのでこちらに依頼する方が大半なんじゃないかと思います

今回も加工をして関東方面へ発送です

ここまでやればあとは取り付けるだけですし、交換後に端材が出ないのもいいんじゃないかと思います(木材の処分費無し)

ホームページ( https://apitong.net/flooring/ )にPDFで図面を張り付けているので矢印部分の寸法を記載して送って頂けたらと思います