重量物の運搬には「アピトン」が重要

これは「アピトン」という木で作った「コイル台」です

鉄製の大きなコイルを運搬する時に動かないようにする為の台です

当然、コイルは超重量物です

それに耐えられるほどの強さが無いとつぶれてしまいます

昔からこの用途には「アピトン」が使用されてきました

トラックの配送に関連した木材はほとんど「アピトン」という木が使用されています

荷台の床、荷物の板に敷くりん木・コイル台などなど

耐荷重があり雨に強い木材として重宝されています

また、好きなサイズ・形状のものが作れるというのも大きな理由です

今回のようなコイル台は幅が100~300mmを超えるものがあり、そんなサイズは丸太から製材しないと無理です

ということはこの強度のある木材の丸太が日本に入っていないと製作できません

丸太が入ってきている樹種の中から考えると「アピトン」しかないのではないかと思います(あとはセランガンバツかな)

こんな感じのモノも「これでできる?」と簡単な手描きの絵を送ってもらって製作しています

こんな感じでこのクラスの強度を持った樹種はありません

重量物の台木は非常に重要です

安全面に置いても重要ですし、ドライバーさんの「安心感」にもつながっています

今後も重量物の運搬に置いて「アピトン」は重要な役割を果たし続けるでしょう

※アピトンについて https://apitong.net/

トラック修理の負担を軽減したい

トラックフローリングの配達風景です

トラック2台分のフローリングで、福岡行きと三重行きです

今回も4t以下のトラックの荷台に使用するので、左右と後ろについているアングルに差し込む為の段作加工もしています

ここまで加工するとあとは「取り付けだけ」になるので設置もかなり簡単になります(それでも大変なところはありますが)

トラックフローリングで使用されている「アピトン」という樹種は非常に強度のある木材です

その為、修理業者さんにとってこういった段作加工やビス打ち・長さカットなどの作業が他の樹種よりも大変です

そういった部分の加工をこちらで行ってお届けすることはよくあります

できる限り作業の簡単化・負荷の軽減にお手伝いさせて頂きます

※アピトンについて https://apitong.net/

トラックの荷台を支える大事な「根太」

こちらは「トラック根太」です

「トラック根太」とは荷台の床を支える重要な部品です

床下に設置されているので、雨の日は下からの巻き上げでよく濡れてしまう上に太陽が当たらないので乾きにくいという「腐食」しやすい場所にあります

よってここには昔から「アピトン」という耐水性に優れた硬質木材が使用されています

もちろん耐荷重もあって、重い荷物を乗せ続けるのに耐えられる樹種です

トラック根太もボルト止めになるのでボルト穴をあける必要があります

この時にアピトンの「硬さ」が穴あけを難しいモノにしています

運搬に置いては頼りになるこの硬さも穴あけやカットなどの加工に関しては難しいモノにさせてしまいます

なので「こんな形にして持ってこれる?」と図面を頂いてこちらで加工して出すことがよくあります

写真のような形状のものを15本くらい作ろうと思ったら確かに修理現場ではかなり時間を労してしまうと思います

ウチでここまで作って出せば、すぐに取付が出来ます

修理業者さんの時間短縮や負荷の軽減をお手伝いできるようにこんなこともやっています

※アピトンのトラック根太について https://apitong.net/

「トラック床板の交換」をできるだけ簡単にしたい

来週、神奈川に出荷するトラックフローリングです

今回は荷台のサイズに合わせて長さも幅もカットしています

さらに、2トントラック特有の「左右と後ろのアングル」に対しての「段差加工」もしています

「このサイズにして持ってこれる?」

この依頼は本当に多いです

修理屋さんもカットしたり特に段差加工が大変なんだと思います

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

ここまで加工すれば後は取り付けるだけです

修理屋さんの作業を軽くして時間短縮もできると思います

トラックフローリングは耐久性・耐水性に優れた「アピトン」という強い樹種で製作されています

トラックに乗る方にとっては頼りになる木材も修理される方にとっては大変な樹種になります

そこを我々が代行して少しでも「トラック床の交換」を簡単な作業にできればと思っています

※アピトンのトラックフローリングについて https://apitong.net/

これは特殊です 素足用アピトンフローリング

こちらは展示室です

ここの床に使用しているのは「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」です

「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」とは通常の住宅用アピトンフローリングの表面にあるクリア塗装をした製品です

なぜわざわざ「素足用」という名前なのかというと、アピトンフローリングは通常「素足NG」なんです

それは「ヤニ」と「ササクレ」の問題があるからです

通常はこんな感じで「土足」(もしくはスリッパ)を履くような「お店」や「工場」などで使用されています

強度・耐久性に優れており、節もないことから見た目もスッキリとした印象です

そういった場所でよく使われていたことから「家の床に使おうと思って」というご要望が多く寄せられていました

当初は「すみません。アピトンは素足NGなんです」とお断りをしていましたが、そのご要望が多い為「何とかならないんだろうか」と思案して出来上がったのが「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」です

結局のところ「ヤニ」「ササクレ」を抑えることは無理なので、塗膜をコーティングして直接足がアピトンに設置しないようにしている構造になっています

その為、「どのくらいの厚さで塗装するのがいいのか」と何度も繰り返して適切な厚さを求めました

上が「つや消し」下が「半つや」の塗装です

無色の塗装ですが色合いは大きく変わります

木目もより浮き立ち各地肌の様子を反映するので1枚毎の異なる表情を楽しんでもらいたいです

パッと見た瞬間、私は「半つやの方が綺麗だな」と思ったのですが人気なのは上の「つや消し」です

やはりアピトンをわざわざ貼ろうという方はつやのある新建材のような風合いよりもより自然素材に近いジャンクな風合いのモノを求めていると感じます

長さも4mを求める方が多いです

「なぜ今回アピトンを選ばれたのですか」

「長さがあるからね」

このお声はよく聞きます

私も意外なアピトンの需要です

やはりいろんな方とのやり取りの中で私も気づかない発見も色々とあって面白いです

※素足用アピトンフローリング「はだしの床」について https://apitong.net/

熊本へ 重機運送車用の床とは

熊本のお客さんから「重機運送車用の床板」の注文があったので現在出荷準備をしています

「重機運送車用の床板」は通常のトラックフローリングと違ってサネ(凹凸)がありません

この製品は昔は無かったのですが、交換する時に「サネ無しがええんやけど」という方が多くその為に作りました

聞くと「サネあるとしなった時にメス(凹)の所が割れるんや」と言っていました

おそらくキャタピラを始めとして1点に荷重がかかることが多いので、サネ有りだと隣同士が支え合う分、ある荷重を超えると割れてしまうんだと思います(特にメス(凹)は薄いので)

サネ無しだとそれが無いのでしなっても大丈夫なんだと思います

あと設置がしやすいのもいいんだと思います

厚さ31mm 幅140mm 長さ4000mm 48枚をこんな感じで出して荷縛りをしています

今日、午後にトラックが来るので後は積むだけです

こんな感じで貼っていくんでしょう

生まれ変わった荷台でまた安心・安全な運搬をしてもらいたいです

※アピトンについて https://apitong.net/

安くて簡単 トラック荷台の「部分補修」

こちらはトラックの補修板です

トラックの荷台は雨に濡れたり荷物が荷重でかかってきたりするので、床板が傷んだり腐ったりしてきます

その時に傷んだところだけを交換する部分補修はよくありその板がこれです

部分補修用の板の肝は「現在と同じサイズにする」という所です

その為に乾燥させているアピトン板を保管して、補修の依頼が来た時はそのサイズに製作しています

その時はサネは無しで作ることが多いです

通常は凹凸付のフローリングタイプが貼られているんですが、補修の場合凹凸付にすると隣の古いフローリングとは合わないことが出てくるからです(古い方は変形している可能性が高いので)

その為、隣とは干渉しないサネ無しの板タイプで仕上げます

その方が修理する方も簡単です

部分補修は枚数が少ないことと長さも短くて済むことから遠方の方へも宅配便で配送できるので運賃も安く済みます

もし荷台が傷んだ時は全面張替だけではなく、部分補修もあることを知って頂ければと思います

※トラック用アピトン板について https://apitong.net/

コイル台に鉄工所の緩衝材には

こちらは重量物の下に敷く木材で「アピトン」という樹種で製作しました

※アピトンとは https://apitong.net/

左側の角を斜めにしているのが「コイル台」です

円形の大きなコイルを運ぶときに動かないようにする為です

右側は鉄工所で使用する鉄骨の下に敷く角材です

どちらも超重量物でなおかつ大きい製品を乗せるので、この緩衝材は安全のためにも非常に重要な役目を果たしています

こういった重量物の緩衝材で重要なのは、当然「耐荷重」です

重いモノに耐えられないものは話になりません

また、なぜ木材が使用されているのかというと価格もありますが自由にサイズが決められることと「すべりにくい」というのも大きな要因になっています

表面加工はせずに製材引き立てのざらざらした状態の方が用途的に安全でいいんです

また、意外と見落としがちなのは「耐水性」です

こういった材料は主に屋外で使用されるため、雨による腐食を受けます

物がモノだけにすぐ腐食してしまっては危険です(落っこちてしまうので)

そこで耐久性・耐水性に優れて、サイズが自由に決められる木材

国内ではそれが「アピトン」だったのです

昔からこの樹種がずっと使われ続けていて、今日もいろんなサイズ・形状の依頼を受けて製作しています

安全にかつ長く使える「緩衝材」としてこれからも使い続けていく製品です

2トントラックのフローリングは送料が安い

2トントラックの荷台の床板です

これは「アピトンフローリング」という製品で雨に強く耐荷重がある性質から昔からトラックの荷台に使用されています

今回は一番薄いサイズで厚さ14mmです

長さが3100mmなので宅配便で配送します

小さいサイズのトラックだと軽くて短い製品が多いので送料もそれほどかかりません

遠くの業者さんにも安く送れるのがメリットです

今から梱包して関東に向けて出荷します

※アピトンフローリングについて https://apitong.net/

トラックフローリングの交換作業で一番大変なところ

これは4トントラックの荷台の床板です

段差が付いているのは「後ろのアングルに差し込む為の段差」です

4トン以下のトラックは左右と後ろにアングルが付いていて、床板を交換する時はこの段差加工が必要になります

そして交換する方にとっては一番大変な作業もこの「段差加工」になります

「アピトン」という非常に強い性質の木材が使用されているので、こんな感じに削ったりカットしたりするのが他の樹種よりも大変なんです

その為

「段差を付けてから持ってこれる?」

とよく言われます

荷台のサイズを聞いて、全てのフローリングをそのサイズに収まるようにカットしてから「段差加工」開始です

後方のアングル部分に関してはこんな感じで一枚一枚段差を付けています

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

ここまで加工すれば後は取り付けるだけです

修理業者さんもかなり楽になります

トラックフローリングの交換作業を少しでも簡略化できればもっといろんな方が出来るようになると思います(それでも大変だと思いますが)

私たちもできる限り協力して、早く簡単に交換できるようにしたいと思います

※トラックフローリングについて https://apitong.net/