これはトラック荷台の床を支えている「根太(ねだ)」という部品です
荷台の張り替えは床板に目が行きがちですが、実はこの「根太(ねだ)」の方が重要なんです
根太(ねだ)には当然荷重がかかり、床下に設置されていることもあって腐食しやすい環境にあります
非常に厳しい環境にあることから昔から「アピトン」が使用されています
最近は他の材質(合板や鉄鋼など)も使用されていますが「強度・耐久性・耐水性・しなりへの対応」を考慮するとやはりアピトン製の根太が一番だと思います
なぜ根太(ねだ)がそれほど重要なのか
トラックはまず「長く安全に運搬する事」が重要です
その為にも「丈夫で長持ちする根太」にする必要があります
しかしその根太もいつかは交換する時が来ます
まず、その時期が早いと「配送面への支障」が出ます
あと「交換部品の範囲が広がる」ことが挙げられます
床板が腐食しても根太が生きていれば床板の交換だけで済みます
しかし根太が腐食してしまうと、たとえ床板が生きていてもすべて交換しなければいけなくなります
安全面・修理費用を考慮すると「アピトン製の根太」の方が後々メリットが大きいです
車体重量の問題もあるかと思いますが、それでもトラックの目的は「長く安全に荷物を運ぶ」です
その目的の為の最適な製品の選択が大事だと思います
※アピトン製の根太(ねだ)について https://apitong.net/track/