昔のカタチ アイジャクリフローリング

今回は特注でトラックフローリングを製作しました

お客さんからの指定で厚み・幅など指定のサイズに加工しています

一番特徴的なのがカタチだと思います

隣同士が階段状になっているこの形状は昔のトラックでよく使用されていた「アイジャクリ」と言われるものです

最近のはこんな感じで凹凸の形状(ホンザネ)になっています

「反り」という面で言うとホンザネの方が隣同士形状でも抑え合っているので出難いのかな、と思います

「設置」で言うとアイジャクリの方がやりやすいと思います

使われる方のご要望に応じた形状でいつも出荷します

今回はアイジャクリでも両側アイジャクリと片側だけアイジャクリなど車幅に合わせて真ん中に貼るモノ、両端に貼るモノと決めてのご依頼だと思います

おそらく現場ではカット無しで設置できるように寸法を指定していると思います

これで設置時間は大幅に短縮されます

我々は設置作業にはタッチしていませんが、材料のサイズ・形でお手伝いできることをやっていきたいと思います

※トラックフローリングについて https://apitong.net/

たまにあるとトラックフローリングの防腐処理

これは珍しいのですが防腐処理をしたトラックフローリングです

うちの場合、加圧注入で防腐剤を注入するので耐水性は向上します

トラックフローリングの場合、腐食は一番懸念されるところです

「アピトン」という超硬質木材で耐水性も耐荷重もある材料を元々使用しているので、大体はそのまま使用しています

この防腐処理はたまにあるご依頼を頂いた時にのみおこなっています

防腐剤を注入するので、乾燥しているトラックフローリングが若干膨張気味になって差し込みがしにくくなるのがたまに瑕ですが耐水性が向上するのは間違いありません

色がこんな感じになってしまいますが「耐水性向上」に特化させたトラックフローリングの対処法です

※トラックフローリングの防腐処理について https://apitong.net/

大型鉄鋼にはコレです「アピトン緩衝材」

鉄工所で使用する緩衝材を製作しています

緩衝材とは鉄骨の下に敷く角材のことで、大事なのは「鉄骨の重量に負けないこと」です

かなり大きい鉄骨を乗せるのでこちらも耐荷重のある「アピトン」という木材で製作します

アピトンはこうした重量物の緩衝材によく使用されている木材で、高い耐久性と耐水性を持つ超硬質木材です

コイルなんかの大型円盤の下にもよく使用されています

これくらいの強度のある木材で製材が出来る樹種は珍しいです

日本に入ってきている丸太の中ではトップクラスの強度だと思います

製材が可能という事はサイズが自由(丸太のサイズ内ですが)に決めれます

それで上に乗せる物の重量やサイズ・形状によっていろんな緩衝材を作ります

だいたい屋外に置かれるので「耐水性」も重要な要素です

安心して長持ちする緩衝材に今後も使われ続けると思います

※アピトンについて https://apitong.net/