重機運送車の歩み板補助台

重機運送車の歩み板を補助する台です

「補助」とは歩み板を降ろす際に先端部分をこれに乗せることで傾斜を緩くする役割があります

これが歩み板の先端を乗せる部分です

意外とこの需要は多く、おそらく傾斜がきついことで乗り降りが大変だったり安全面で危険なのかなと思います

この製品に関しては受注生産になるので図面を頂いてから作っています

こんな感じでこれを見ながら製作しています

なかなか難しい加工品ですが今回も作り終えて安心しました

今からバンドルをして明日発送です

※歩み板の補助台について https://apitong.net/

荷台サイズに合わせたトラックフローリング

明日、兵庫へ向けて出荷するトラックフローリングが完成したので準備をしています

今回は通常と違って「荷台のサイズにカット」してお渡しします

荷台のサイズが2140×5380mmでしたのでまずはすべてのフローリングを長さ5380mmにカットします

その後、両端に来るフローリングだけ幅カットをして凹だけ・凸だけのフローリングを1枚づつ作りました

今回の製品はこんな感じになります

トラックフローリング(凹凸)18×120×5380mm 16枚

トラックフローリング(凹だけ)18×107×5380mm 1枚

トラックフローリング(凸だけ)18×107×5380mm 1枚

両端のフローリングの幅を107mmにしたのは理由があります

(合計有効幅 120mm×16枚+107mm×2枚=2134mm ※荷台幅より6mm狭い)

これは木材の場合、やはり自然製品なので反りも発生します

「1mmの狂いもない真っすぐなトラックフローリング」が18枚揃えば計算通りになりますが現実は無理です

なのでそういった反りや狂いも考慮して6mm程度狭くして発送しています

現場では反りを修正してもらいながら貼っていってもらいますが、仮に実際に狭くても反りの修正を緩めたり、最後数枚を目透かしをあけて貼っていくなどして調整すれば交換は可能です

要は2140mmを越えることだけは防ぐようにこちらも現場も互いに協力してやります

これで実際に交換を行うと「現場作業が軽減」できるのと「端材が出ない(捨てる材料がない)」こともメリットになります

それではバンドルもできたので明日出荷です

※トラックフローリングの加工について https://apitong.net/

「強さ」「耐水性」「自由に選べるサイズ」=「アピトン」

今日はアピトンの製材品の出荷です

まずは重量物の下に敷く角材105×105×1700・2000mmです

アピトンは「重量物の下に敷く角材」によく使用されています

重量物に耐える「強度」と雨の腐食に耐えられる「耐水性」を有しています

この2つの要素とサイズが自由に選べる樹種はアピトンくらいじゃないでしょうか

次は「重機運送車の歩み板」です

重機が乗り降りする際に通る道板に使用されます

時々こんなトラックが走っているのを見かけたりしますよね

この部分は鉄だと滑ってしまうので木製が必要とされています

ここでも高い負荷に耐えられる「強度」が必要になってきます

またサイズも様々なのでそれに対応できる樹種として「アピトン」がずっと使われています

「強さ」「耐水性」「自由に選べるサイズ」

これらが揃っている樹種は国内ではアピトンくらいかなと思います

この3つが必要な場所にはこの「アピトン」を選んで頂ければと思います

※アピトンについて https://apitong.net/

継続的にある「凹凸の無い板無いの?」

これは重機運送車の床板に使用される「アピトン床板」です

通常とのトラックフローリングと違ってサネ(凹凸)がありません

「凹凸の無い板無いの?」

重機運送車の床交換時によく聞かれて

「ありますけど、そっちの方がええんですか?」

「うん、凹凸あるとしなった時に割れるんよ」

なるほど

これは使っている方しかわからない感覚でした

「隙間とか反りがちょっと出やすいかもしれないですよ」

「かまへんよ」

使用環境において隙間や反りは関係ないようです

もともとウッドデッキとして仕入れていたのですが、結局圧倒的に重機運送車の床に使用されることが多かったので途中で「重機運送車用のアピトン床板」に変更して販売するようにしました

その後も継続的に「サネ無しのちょうだい」は多く寄せられ「このアピトン板の役目はここだったのか!!」と明確に把握することに至りました

やはりどんな商品もお客さんが価値を決めるんだなと痛感した製品になりました

※重機運送車用のアピトン床板 https://apitong.net/flooring/

短いトラックフローリングの必要性

今日出荷のトラック横根太と長さ1.4mのトラックフローリングです

トラック横根太はよくあるサイズの45×95×2500mm14本ですが、長さ1.4mのトラックフローリングは補修用や少しだけ長さが足りない時に使われています

この短いトラックフローリングは「売り切れ御免 大特価商品」として販売しています

※売り切れ御免 大特価商品 https://apitong.net/sale/

トラックフローリングは長いものほど重宝されますが、場面によっては短いものの必要性もあります

ボデーのサイズに応じて選択して頂ければと思います

今日のバンドル作業は大変だった

今日はいろいろ出荷が立て込みました

愛媛・福岡・大阪に発送するトラックフローリングです

こちらはトラックフローリングと横根太のセットです

もうすぐ岡山から引取に来られます

こちらは高知に出荷するトラックフローリングと角材です

この100×100mmの角材は鳥居の枕木に使用されます

製品のバンドルは朝イチの業務です

ようやく縛り終えてあとはトラック便を待つのみです

※トラックフローリングについて https://apitong.net/

久しぶりにいろんなアピトンの製材品

久しぶりにいろんな用途のアピトンの製材品を出荷します

一番下の板は重機運送車の床に使用するのでしょう

アピトン 30×200×2800mm 15枚

これらも同じユーザーさんへの発送になるので用途は同じでしょう

アピトン 30×200×2200mm 12枚

アピトン 40×150×2700mm 18枚

一番最初の写真の2枚の板はこれは歩み板でしょう

アピトン 30×300×2000mm 2枚

歩み板はこんな感じで重機が乗り降りする道に敷く板です

鉄だと滑りやすいので「滑りにくい木材、なおかつ重機にも負けない強度」でアピトンが使用されています

最後の一番上のサイコロ190×190×190mmは・・・

これは何に使われるのかは・・・分かりません

とにかく出来上がったのでまとめて発送です

※アピトンの製材品について https://apitong.net/

安心・安全と作業軽減のために

今回製作した「トラック横根太」です

トラック横根太は荷台の床を支える非常に重要な材料です

ここが腐食してしまうと荷台も使えなくなってしまうので頑丈な「アピトン製の根太」に交換することになりました

最近では「合板製の根太」がよく見られますが、おそらく車体重量を軽くするのが目的ですがやはり寿命が短くすぐに腐食してしまいます

根太の腐食は運搬業務に影響を及ぼします

「安心・安全な運搬」の為にもここはアピトン製の根太をお勧めします

アピトン製にすると強度が増す分、加工が大変になります

もしご自身での加工が不可の時は下記図面をプリントアウトして矢印の寸法を記載して送って頂ければと思います(ホームページ参照 https://apitong.net/track/ )

ここまで加工すれば後は取り付けだけです

作業時間の短縮、手間の軽減に活かしてもらえればと思います

※トラック横根太について https://apitong.net/track/

「あおりに貼ってある板ってありますか?」

「横に貼ってある板ってありますか?」

この部分は「あおり」と言ってビスの位置が両端に1カ所ずつの構造なので「一枚板」しか貼れないのがネックです

幅400mm以下の一枚板は合板しか無理です(乾燥していてなおかつ軽いことが必須の為)

長さも3m以上あるので、これまではこのトラックを作っているメーカーさんしか持っていませんでした

そうすると金額がかなり高額になるので、泣く泣くコンパネやベニヤ3~4枚を無理やりつなげて設置したりしていました

長い間、我々もこの部品に関しては「すみません。この部品だけは扱っていないんです」とお断りさせて頂いていました

しかし今回2種類のサイズで取り扱いをすることが出来るようになりました

あおり用アピトン合板 12×400×4280mm

あおり用アピトン合板 12×400×3510mm

これでようやくあおりの交換もできるようになりました

アピトン合板のラインナップも徐々に充実してきました

無垢のアピトンと合板のアピトンの両方で対応できるようにしていきます

※あおり用アピトン合板について https://apitong.net/

重機運送車を修理する方からの「サネが無いやつでよろしく」

今から近所の鉄工所へ持って行く重機運送車の床板です

いつものトラックフローリングとの違いは「サネ(凹凸)が無い」ことです

重機運送車を修理する方からは「サネが無いやつでよろしく」という声が非常に多く、どうやら使っている時にしなりが大きいのでフローリングタイプ(凹凸有り)だと割れが出てしまうとのことでした

サネ(凹凸)が無いと隙間が出来てしまうのと、お互い抑え合っていない分反りが出やすいというデメリットもありますが、重機を積んで走る時はその点はあまり関係ないようです

そこから「重機運送車用のアピトン床板」としてこれを商品化していきました

やはりお客さんからの声を聴いて商品化していく物の方が他の方からのご依頼につながることが多いと思います

これからもいろんな方の声を聴いて、また喜んでもらえるような製品を作っていきたいと思います

※重機運送車のアピトン床板について https://apitong.net/