本日、宮城へ向けて出荷するアピトンの大型角材です
これは造船所で使用される角材で、船を作る時に船の下に敷く緩衝用土台になります
当然、船は重いですから耐久性に優れた樹種という事でアピトンが使用されています
一度ドックに入らせて頂いて見た時は「話には聞いていたけど、本当に船が乗ってる」という驚きとアピトンの耐久性を目の当たりにして感心しました
アピトンの造船用土台について https://apitong.net/
塚田木材株式会社のアピトン担当 塚田智大による日々のアピトン日記
本日、宮城へ向けて出荷するアピトンの大型角材です
これは造船所で使用される角材で、船を作る時に船の下に敷く緩衝用土台になります
当然、船は重いですから耐久性に優れた樹種という事でアピトンが使用されています
一度ドックに入らせて頂いて見た時は「話には聞いていたけど、本当に船が乗ってる」という驚きとアピトンの耐久性を目の当たりにして感心しました
アピトンの造船用土台について https://apitong.net/
トラックの床に使用するアピトン板と枕木に使用するアピトン角材を製作しました
トラック用床板は鉄枠に収めるタイプのようで、板の広さも精度よく指定寸法に仕上げる必要がありました
その為今回は四方加工してミリ単位で精度を出した板にしています
右側の角材も鉄枠に入れるタイプなので、ラフの状態ではダメで四方加工しました
枠に収めるタイプの材料は寸法精度を要するので毎回四方加工が必須になります
夏季休暇中に修理を検討されている方が多いようで、急ぎの製作が入っています
配送も混んできていますが、我々に出来ることは一日でも早く出荷することです
今から荷造りをして運送会社へ持ち込みます
アピトン板・角材について https://apitong.net/
トラックで使用する横根太を製作しています
今回は図面を頂いてオーダーメイドで製作します
両端部分は写真のように斜めカットしています
ここからボルト用の穴をあけて完成です
トラックの根太は荷台の床下に設置される角材です
この場所は雨には濡れるし日が当たらないので乾きにくいし木材にとっては厳しい環境です
通常の樹種ならばすぐに腐ってしまうので昔からここには「アピトン」という樹種が使用されています
かなり強度のある性質で雨に濡れても大丈夫な高耐久性木材です
使う方にとっては頼りになる樹種ですが、交換する方にとっては加工が大変な樹種になります
なので「全部加工して持って来て」と言われることがよくあります
責任重大なのでいつも図面を見ながら慎重に製作しています
ここまで加工すると到着後すぐに取り付けすることが出来ます
交換作業をの簡単化・時間短縮することが出来ます
本日中に完成しそうです
明日出荷で京都に送ります
トラック用横根太について https://apitong.net/
今日、岡山から引取に来られるトラックフローリングとトラック用横根太です
4トントラックの張り替えに使用します
トラックフローリング 18×120×5500mm 18枚
トラック用横根太 45×95×2100mm 11本
左側は千葉に出荷します
特殊形状のトラックフローリングで3台分になります
右側は高知へ出荷します
こちらも4トントラック張り替えようで、厚さ22mm 幅130mm 長さ5500mmです
夏季休暇が近づいてきています
その時期に張替を検討されている方が多いようです
これから2週間は配送も混み合います
我々も一日でも早く製作して出荷することを心がけます
トラックフローリング・根太について https://apitong.net/
今回製作したトラック用横根太です
トラック用横根太とは荷台の床板を支える角材で、この部分が一番腐りやすい場所になります
トラックの場合、当然雨ざらしになります
また雨の日は下からの雨水の巻き上げもあります
特にトラック用横根太は床下になるので直接日が当たらない為、乾きにくく湿気も抜けにくい環境です
そんな場所の木材部品の為、普通の樹種では役目を果たすことが出来ません
昔からこの部品は「アピトン」という樹種が使用されていて、高耐久性・耐水性の性質でフローリングもこの樹種が使用されています
横根太が腐ってしまうと、フローリングがまだ大丈夫でも全部交換しなくてはいけません
よってこの横根太こそ重要な部品であり、長く安全に荷物を運ぶにはアピトン製の横根太が大事になります
表面加工をして今回は高さをすべて95mmに仕上げてお届けします
横根太を交換して丈夫なボデーにすることで、ドライバーさんにとっては安全に運搬作業をすることが出来るようになります
安全を確保する為にも重要な部品なのできちんと仕上げてから出荷します
トラック用アピトン横根太について https://apitong.net/
今回は色々な形状のトラックフローリングのご依頼があり、それぞれ指定の形状に仕上げました
この写真はアイジャクリ加工と言って昔のトラックフローリングはこの形状が使用されていました
おそらく昔のトラックの張替だと思います
この形状でご依頼がありました
こちらはそのアイジャクリ加工のトラックフローリングの両端に取り付けるフローリングです
荷台の両端部分のフローリングは通常カットしてこの形状にするのですが今回はこちらでおこなって、荷台寸法に合うように製作しました
こちらは最近のトラックに使用されている本実(ほんざね)加工のトラックフローリングです
この凹凸付が現在の主流になっています
こちらも荷台寸法に合わせて製作しています
上の段が凹のみのトラックフローリングで下の段にあるのが真ん中に来る凹凸付のトラックフローリングです
写真には写っていませんが凸のみのフローリングも製作しています
お客さんのご要望のサイズ・形状があり、その都度こちらで加工をして作っています
既成サイズだけでなく、ご希望のサイズ・形状への製作も可能ですのでお困りの際はその詳細を教えて頂ければと思います
トラックフローリングについて https://apitong.net/
今日はトラックフローリングを製作しました
今回は荷台のサイズに合わせて長さカット・幅カットをしたオーダーメイド品です
そこから左右と後ろにあるアングルに差し込む段差加工もしています
ここまで加工すると後は取り付けだけの状態にまで仕上がっています
トラックフローリングに使用されているのは「アピトン」という樹種で、非常に強度の強い性質を持っています
トラックに使用するからには耐荷重や耐水性に強くないとダメでこの樹種の性質とトラックフローリングに求められている要素は他の樹種よりも合致しています
ただしその分取付作業をする時は大変です
カットや加工が大変なので作業も時間がかかっています
そこで事前に荷台の詳細を教えて頂き、我々が作業の軽減・時間短縮のお手伝いをさせて頂いています
こちらもトラックフローリング同様、アピトンで製作したトラック根太です
根太とはフローリングの下に敷く角材で、最も負担がかかる場所の部品になります
アピトン位の丈夫さが無いとすぐに腐って使えなくなってしまいます
ここでも先程のトラックフローリング同様、ボルト穴まであけて取り付けるだけの状態にまで仕上げます
修理をされる方の手間と時間を少しでも削減できるように我々も頑張ってよい製品をお届けさせて頂きます
トラックフローリング・根太について https://apitong.net/
アピトンの乾燥した板を製作しています
今回は特注サイズのトラックフローリングのご依頼を受け、我々が保管しているアピトン板(乾燥材)を製材して、フローリング加工をする予定です
トラックフローリングはメーカー・車種によって様々です
既成サイズ以外のご依頼も多いです
それらに対応する為にも、アピトンの乾燥した板で厚くて幅の広い板を保管しています
大きいサイズから小さいサイズへの製作は可能ですので、それをもって指定サイズへの対応を行っています
特注サイズへのご依頼は多いのでこちらも在庫を切らさないように定期的に製作・補充して準備をしておかなければいけません
今日はあと数枚製材してフローリング加工へ移行します
特注サイズのトラックフローリングについて https://apitong.net/
4トン以下のトラックは荷台の左右と後ろにアングルが付いていることがよくあります
トラックフローリングはこのアングルの下にも敷き詰める必要がある為、設置の際は差し込めるようにする為の段差加工が必要になります
この加工がかなり手間で、現場作業の方はいつも苦労されています
そこで我々の方で「事前に段差を付けておいてくれ」と言われることがよくあり、今回も加工して出荷します
確かにトラックフローリングに使用されている「アピトン」という樹種は非常の強度のある木材です
それくらいでなければトラックフローリングの役目を果たせないのですが、その分加工も難しい樹種になります
ただこれを我々がすることで、修理工場の方は取り付け作業だけになります
現場作業の手間を省き、時間短縮になります
その分責任は重大ですが、今回も図面を見ながら仕上げることができました
明日愛知へ向けて出荷します
トラックフローリングの段差加工について https://apitong.net/
こちらはトラックの荷台に使用するフローリングです
「前と後ろにアングルが付いているので、その下に差し込む段差も付けて欲しい」
とのご依頼で深さ5mm 幅40mmの段差を付けています
前と後ろに段差を付けるという事は必然的に長さカットも必要になります
工程で 荷台の長さにフローリングをカット→前と後ろの段差加工 の手順になります
もう一つ「荷台の幅に合わせて欲しい」とのご依頼もありました
その場合は、荷台の幅を聞いて、左右の2枚を幅カットします
これで後は取り付けだけの状態になっています
トラックに使用される木材は使用条件で「耐荷重がある」「雨に強い」が挙げられます
こうした条件に合った樹種で昔から「アピトン」という木材が使用されています
アピトンは熱帯地域の木材で高耐久性の木材です
さらにヤニを含んでいることから木質で粘りがあります
この粘りというのがトラックフローリングでは重要で、荷物を載せるときにしなることが多い環境です
その時に硬いけれども粘りの無い木材は一定の荷重を超えるとすぐに割れてしまいます
アピトンはしなりがあり、さらにそこから粘りもあるのでこうした性質もトラックの環境に合っているんです
またある程度「表面が滑らか過ぎない」のも重要です
硬い木はとかく表面がつるつるのものも多くあります
表面がつるつるだと荷物が滑ってしまうんです
トラックの荷台は鉄板にしているものも多いですがなぜ木材が使用されているのかというと「荷物が滑りにくい」からです
荷物が滑らず安全に運搬する為には鉄板よりも木材で、木材でも表面が滑らか過ぎないことが重要です
アピトンの性質とトラックフローリングに求められる条件が合っていることもあり、昔からアピトンが使用され続けています
人間の生産活動の中で求めるものと、自然素材の性質が合致するのは偶然だと思います
この偶然の産物をお互い様の精神で長く続けていくことが、継続した繁栄につながっていくとも思っています
自然のものも大事にしながら継続性を主軸に置いてこちらも活動していかなくてはいけないと思います
アピトンのトラックフローリングについて https://apitong.net/