トラックの荷台 交換作業から完成まで

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トラックの荷台が腐食で交換することになりました

荷台の床板(アピトンフローリング)とその下の根太(アピトン根太)をすべてオーダーメイド品(このトラックに合わせたサイズ・形状に仕上げる)で納めさせて頂きました

まずは傷んだ床板と根太をはがすところからスタートです

実はこの作業がかなり大変で、止めているビスやボルトもボロボロになっていたり曲がったりしているので「ここが一番大変や」という声もよく聞きます

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ようやく全部取り除き、ここからが取り付け作業の開始です

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根太の取り付けです

先に図面を頂いていて「この根太を持って来て」というオーダーでしたのでサイズ・形状からボルト穴まであけて納入しています

両端部分とかはちょっと複雑な形状なのですが、現場での加工はまったく無くボルト止めをするだけでOKです

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次は床板を貼ります

この時も長さカットして、両サイドの2枚は車幅に合わせて幅カットもしています

また、左右と後ろにアングルが付いており、床板を設置する時にアングルの下に差し込む為の「段差加工」も必要です

この加工も事前におこなって納入しています

これも先に図面を頂いて「この寸法に合わせて持って来て」というオーダーでした

こちらがホームページに掲載している荷台の加工図です

これをプリントアウトして矢印部分の寸法を記載して送って頂きます

※荷台の加工図 https://apitong.net/flooring/

根太も同様に加工図があります

※根太の加工図 https://apitong.net/track/

トラックに使用されている「アピトン」は非常に強度の強い性質を持っていて、こうした加工が大変な樹種でもあります

その部分をこちらで行うことで、現場での作業を少しでも簡単・省略化出来ればいいなと考えておこなっています

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交換し終えたトラックです

最初のトラックとは同じものとは思えないくらい生まれ変わっています

これでまた「安全な運搬」が出来ます

トラックの目的は「荷物を運ぶ」ことです

その為には床や根太が機能していないとできません

「安全に荷物を運ぶ」「安心して荷物を運べる(ドライバーさんにとって)」「長く続ける」

その為に床と根太は時々チェックして頂きたいと思います

※トラックフローリング・根太について https://apitong.net/

投稿者: apitongadmin@

塚田木材株式会社のアピトン担当者です 毎日のアピトン業務について出来上がった製品や使用して頂いた製品について書いていきます

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