重量物の盤木とコイル台

これは重量物の下に敷く盤木です

「アピトン」という超硬質木材を製材して製作しています

アピトンはこうした盤木にはよく使用されていて、私もアピトンの性質に合った使い方だと思います

盤木に重要なのは「強度・耐久性」の他に実は「耐水性」も非常に重要です

大体、外に置かれている為、雨ですぐに腐食するようだと、極端に言うと物を乗せる前に腐ってしまうのです

乗せるものが重量物だけに腐食は用途的にも安全面においても大きく影響します

もちろんアピトンもいずれは腐食しますが、それまでの期間を長くすることで働く期間も長くさせることが出来ます

また角を斜めにカットしたコイル台にもアピトンは使われています

こういった用途ではまだまだ今後もアピトンが使われ続けるでしょう

アピトン盤木・コイル台について  https://apitong.net/

アピトンのオーダーメイド品 完成(ボルト穴付き)

先日、図面が送られてきて

「アピトンでこんなものを作って欲しい」

とのお問い合わせを頂きました

加工自体はそれほど難しいものではなかったので対応させて頂きましたが、何に使うのかは不明です

ボルト穴が直交する部品なので、角に取り付ける部品かなとは思いますが何に使うのでしょうか

アピトンを指定するという事は大きい荷重や負荷がかかる場所だろうなとは思いますが・・・

とにかく今は早く梱包して広島へ向けて出荷します

行ってらっしゃい

アピトンのオーダーメイド品について https://apitong.net/

トラックの鳥居につける枕木 最終工程

トラックの鳥居(運転席の後ろの上部にある角材)に取り付ける枕木を製作しています

長い荷物を斜めにかけるときに当たる場所なので、緩衝用の角材が必要になります

また場所的に雨にも濡れる為、耐水性も大事な要素になります

ここは昔から「アピトン」という硬質木材が使用されており、今回は指定された寸法に仕上げています

おおまかには製材機で取り、ミリ単位の精度はこの表面加工で仕上げています

あとは梱包して岡山に出荷します

アピトン枕木について https://apitong.net/

高知へ向けて トラックフローリング

明日高知へ出荷するトラックフローリングと根太が完成したので出荷準備をしています

今回は4トントラックの荷台の張り替えですが、厚さ25mmのフローリングを指定して来られました

通常厚さ25mmは10トンクラスのトラックに使用されるサイズです

「重量物を積むトラックなのでこれまでよりも丈夫にしたい」

とのことでした

横根太は通常の4トンサイズによくある40×100×2500mmが15本です

それでは明日運送会社さんにお渡しして業務完了です

トラックフローリング・根太について https://apitong.net/

トレーラー用床板 40×180mm

トラック用サネ無し床板です

サイズが厚さ40mm 幅180mm 長さ4,000mmです

この幅の広いサイズで乾燥材はなかなかありません

トレーラーの床板によく使用されています

幅180mmですと枚数も少なくなりますので、設置の作業は時間は短くなるでしょう

これでまた安心して運搬作業をおこなって頂きたいと思います

トラック用床板について https://apitong.net/

短くカットして宅配便でお届けします

こちらのトラックフローリング22×130×5500mmを明日3500mmにカットして出荷します

ご依頼頂いた方への配送が宅配便でないと配送不可地域の為、宅配便でギリギリ持って行って頂ける最長の長さにして出荷します

材料費は5500mm分なので割高にはなりますが、送料が宅配便によってかなり安く行けます

基本的にトラックフローリングは長いので、配達方法もいろんな手段を駆使しないとお届けできない場所もございます

こちらで何とかお届けできる方法を検索してご提案しようと思います

明日は群馬県へ向けて出発です

トラック用アピトンフローリングについて https://apitong.net/

長さ9600Lのトラック荷台の床を交換する前に

今回は張替予定のトラックフローリングをまずこちらで加工しています

お客様のところに届いた時にはもう取り付けだけの状態にまで仕上げて出荷します

今回は左右と前後にアングルのあるトラックで荷台の長さが9600mmあります

今日は後ろのアングル部分の段差加工が終わりました

明日から前のアングル部への段差加工をおこないます

並行して左右の長手方向のアングル加工を現在行っているので、これが終わり次第前と後ろの段差加工に入ります

この部分の加工は修理される方にとって一番労力が必要とされる作業です

使用されている「アピトン」という樹種は硬いのでこういった加工は大変です

この一番大変な部分をこちらで加工して、現場での修理に費やす労力・時間を最小限にするのも一つの方法です

この加工をすれば初めての方でも張り替えを行っています

自社トラック張り替えの時は一つご検討して頂ければと思います

トラックフローリングのアングル部への差し込み加工について https://apitong.net/

重機運送車の床板(サネ無し)

こちらは重機運送車の床板です

通常とのトラック用フローリングとの違いはサネ(凹凸)が無いということです

これは重機運送車の使用状況として床板がしなることが多い為、サネ(凹凸)があると隣同士を支え合っているので、サネが割れることがあるからです

写真のようなサネ無しだとしなりが出てもお互い干渉し合わないので問題はありません

デメリットとしては床板の間に隙間が生じてしまう事と、ビス止めだけになるので反りが生じやすいという点です

しかし重機運送車の場合、床板は荷台の鉄板床を保護する役目なのと、そこまで床板が平らじゃなくても支障がないという事でこの形状の板が選ばれています

今回は厚さ23mm 幅140mm 長さ4,000mm 34枚で敷き詰めます

熊本に向けて出荷です

重機運送車用の床板について https://apitong.net/

重機運送車のコイル台

これは重機運送車に乗せるコイル台です

丸い重量物の下にこれを敷いて動かないようにします

このコイル台の製作依頼はよくあり、各皆さん使用しているサイズは様々です

手描きの簡単な図面を送って頂ければその通りに製材してお届けしています

このような重量物の下に敷く材料で重要なのは耐久性・強度はもちろんですが「耐水性」も重要になってきます

設置場所が荷台の上なので当然雨にも濡れます

その時にすぐに腐食してしまうようでは極端な話、使う前にボロボロになってしまうのです

荷台の上というのは雨が落ちると滞留するので木材にとっては雨水に下面が浸かっている状況になっています

非常に腐食しやすい環境なんです

なので「強度・耐久性」の他に「耐水性」も考慮して樹種を選んで頂ければと思います

アピトンのコイル台について https://apitong.net/

もし困っている方がいる時には

「トラックフローリングをここへ送っといて」

「フローリングを○○枚と根太○○本をここへ配達して」

時々このようなご依頼があります

その時は配送伝票には「塚田木材」は記載せず、ご依頼をして頂いた会社様の名前で出荷しています

やはりトラックフローリングは入手に困っている方が多いようで、運送会社さんや修理屋さん同士でも

「どこから仕入れてんの?」

「トラックの床持ってない?」

などのような会話が交わされているようです

そういった時は詳細を教えて頂ければ御社名義で直送します

手順はこのような感じです

① 荷台の寸法・根太の本数など詳細を塚田木材に伝える

② 塚田木材が御社へ見積書を提出

③ 御社が直送先の会社と価格交渉

④ 決定したら塚田木材へ連絡

⑤ 塚田木材が御社名義で直送します

御社が実際にするのは①③④です

もしお近くにトラックフローリングに困っている方がいらっしゃったら上記の感じでお問い合わせ下さい

トラックフローリングについて https://apitong.net/