トラック用横根太の特注加工

アピトンのトラック用横根太を製作しました

今回はお客様から図面を頂き、特殊形状の加工をして出荷します

両端部分を切欠き加工と段差加工をしました

ボルト穴の加工も可能ですが、現場であけるとのことで今回はこれで完成です

トラック用横根太について  https://apitong.net/track/

天井にアピトン羽目板

住宅の天井にアピトン羽目板を設置しています

丁寧に室内使用でも木材の動きを考慮して目透かしをあけて頂いています

アピトンを室内の天井板に使うのはあまり見たことが無かったので、見たことのない空間が出来上がるのではないかと思い楽しみにしています

アピトン羽目板について  https://apitong.net/outer-wall/

店舗用アピトンフローリング・クラシック

店舗用アピトンフローリング・クラシックを製作しています

これは既製品の住宅用アピトンフローリングにエコワックスを塗装しています

上記写真が無塗装の住宅用アピトンフローリングです

エコワックスは無着色ですがかなり見た目に変化があります

私は個人的にはこのクリアワックス塗装の見た目が一番好きです

この製品でその部屋つくりを楽しんでいただければと思います

住宅用アピトンフローリング・クラシックについて  https://apitong.net/housing/

トラック横根太の完成品

アピトンでトラック用横根太を製作しました

今回はお客様からの依頼で両端部分に5×70mmの段差を付けました

アピトンは非常に硬い樹種なので、現場で加工するのは大変です

そこで事前に我々が加工してお届けすることが多くあります

時間短縮・作業軽減にもなります

よくある形状として下記の図面も活用して頂ければと思います(寸法を書き込むだけです)

トラック用根太について  https://apitong.net/track/  ※上記図面をダウンロードできます

トラック用横根太の出荷準備

トラック用横根太 100×100×2500mmを梱包しています

ラスト1週間で運送会社さんも込み合っているので、一日でも早い出荷が必要になっています

今回は熊本に出荷です

なんとか年末までには着くでしょう

よろしくお願いします!!

トラック用横根太について  https://apitong.net/track/

アピトン合板のオーディオボード

これはアピトン合板製のオーディオボードです

オーディオボードとは音響製品でスピーカーの下に敷くことで音質を向上させる製品です

アピトン合板を扱っているとこの製品の製作依頼はよくあり、今までもいろんなサイズの物を作ってきました

サイズ・塗装色をご指定して頂き、大体2週間程度で仕上げます

今から梱包して運送会社へ持ち込みます

アピトンのオーディオボードについて  https://apitong.net/shina/

重量物のりん木

重量物のりん木にアピトン角材90×90mmを製作しました

トラックに載せる為、荷台の幅2350mmにジャストカットしました

トラックに乗せる荷物の下に敷く角材は耐久性はもちろん重要ですが、意外と見落としがちなのが耐水性です

雨ざらしになる為、荷物による負荷よりも雨による腐食でダメになってしまうことがあります

長い間安全に使用する為には、耐水性のある樹種を選択することが大事です

アピトンりん木について  https://apitong.net/kakou/

一番厚いトラックフローリング 40mm

うちで一番厚いアピトンフローリング40mmです(長さ5500mm)

今回は荷台のサイズに合わせて幅カットや、左右の段差加工までおこないました

さすがにこのサイズになると一枚でも約22kgと重いです

本日岡山に向けて出荷です

トラックフローリングについて  https://apitong.net/flooring/

年末に向けて

トラックフローリングと古材の出荷です

年末に向けて各地へ出荷しています

この時期は配送が混み合う為、納期も遅れがちになります

それを見越して製作・出荷を一日でも早くするように頑張っています

トラックフローリングについて https://apitong.net/flooring/

アピトンとはどのような性質か

今日はアピトンの樹種について説明します

アピトン (Apitong)

南洋材(アジアの南方地域、すなわち、インド、インドシナ半島、インドネシア、フィリピンにかけて産出する木材)の一種 フタバガキ科のDipterocarpusに属する

インド、セイロンからビルマ、タイなどを経てインドシナ、フィリピン、スマトラ、ボルネオ、バリに及んで分布しており、その種の数は76種を数えるとされている。この属の木材を産する地域では、最も有用な市場材として用いられ、輸出量も多く、この科の木材のうち、ラワン、メランチ類と並んで代表的な木材といえる。したがって、産地に応じて多くの市場名が存在している。

代表的な市場名
・アピトン(Apitong):フィリピン
・クルイン(Keruing):インドネシア、マラヤ、サラワク
・チュテール(Chhoeuteal):カンボジア
・ヤン(Yang):タイ
・ガージュン(Gurjun):インド、ミャンマー、バングラデシュ
・ヤウ(Dau):ベトナム

種類が多いこと、インドからバリにいたる広い分布地域をもっていることからその生育環境の違いに基づく材質的な変異の幅はかなり広いことでも知られている。また、同じ地域に分布するものでも、乾燥地に生育するもの、水分の多い所に生育するものなどがあり、それによる材質の差も認められている。

アピトンの性質

辺材の色調は淡黄白色ないしやや赤褐色を帯びたりするが、長期間大気にさらされると灰褐色を帯びるようになる 心材は灰赤褐色ないし赤褐色を示すが、長期間大気にさらされるとかなり濃色を帯びるようになる。この属の木材はその色調が特に美しいものとはいえない。
生材の場合、丸太の横断面から透明の樹脂がにじみでてきて、断面を被覆してしまうことがある。とくにこれは辺材部に著しい。この類の木材の特徴は、軸方向細胞間道(樹脂道)が散在ないし短い円弧状を示すことで、これにより長く同心円状に配列する軸方向細胞間道(樹脂道)をもつラワン、メランチ類、カプール類などから区別される。この樹脂道の中には透明ないし濃色の樹脂を含み、しばしば乾燥中に表面ににじみ出てくる。この樹脂の現れ方についても、樹種による差があるといわれている。
肌目は粗く、木理は通直ないし、やや浅く交錯する。耐久性は比較的高く、重硬な性質をもつ。水、湿気にも強いが、防腐剤の注入も容易にできる

曲げ強度
(kg/cm2)
圧縮強度
(kg/cm2)
比重(乾燥)比重(生木)
12447040.81.2

アピトンの用途

とくに装飾的でないような、また、接地したりするような用途でなければ、いろいろの重構造物用に用いられる。防腐剤を注入すれば、接地する用途にも用いられる。

(使用例)
土台、柱、梁、羽目板、水廻り場所の床板、屋外のデッキ
トラックの車両用材、緩衝材、合板用原木
防腐処理をして、枕木、埠頭、橋などに用いられる

アピトンについて  https://apitong.net/