鉄工所の「りん木」として

今度配達する鉄工所で使用される「りん木」です

「りん木」とは鉄鋼などの重量物の下に敷く角材のことで、アピトンは特に「超重量物のりん木」に使用されています

重量物を積むトラックの荷台にもよく置かれています

アピトンは丸太が日本に入ってきているので「希望する寸法に作ることが出来る」というメリットがあります

実はアピトン程の高強度の木材が丸太で入ってくることは珍しく、その点がこの用途にアピトンが活用されている理由になります

なんだかんだ言ってこうした「普通の角材」が一番ご要望が多いです

乗せる荷物の重さに応じてサイズを大きくしたり小さくも出来るので使い勝手がいいです

使用する場所や荷台の幅に合わせて長さカットもおこないます

今回も同じ鉄工所内ですが大きさも長さも様々です

場所・用途に応じて活用して頂ければと思います

※アピトンりん木について https://apitong.net/kakou/

重機用アピトン板からアピトンフローリングへ

これは重機運送車用アピトン床板です

サイズ 32×145×5500mm

これを使って「トラック用アピトンフローリング」に仕上げることが出来ます

こんな感じです

お客さんの中には

「このサイズのフローリングが欲しい」

という方がいらっしゃいます

ウチの扱っているサイズにない場合は重機運送車用アピトン板を再加工して作ります

製作可能な範疇は「厚さ30mm以下」「有効幅130mm以下」です

重機運送車用アピトン床板はいろんなサイズがあるので、ご要望のサイズに近いものを使います

各サイズは以下の通りです

32×145×5500mm ※フローリング加工後の有効幅は130mm以下

31×140×4000mm ※フローリング加工後の有効幅は125mm以下

23×140×4000mm ※フローリング加工後の有効幅は125mm以下

20×140×4000mm ※フローリング加工後の有効幅は125mm以下

必要なサイズが無いときはそのままお伝えして頂ければと思います

※トラック用アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

5枚設置で完了 トラック用アピトン合板

以前、お届けした修理業者さんから交換時の写真を送って頂きました

今回使用しているのはトラック床用のアピトン合板 厚さ18mmです

トラック床用アピトン合板 18×1230×2440mm

厚さ18mmもお手頃ですし、幅2440mmも荷台幅をすべてまかなえるので、その点も選んで頂いている理由なのかなと思います

現場での細かな加工は必要ですが、なんといっても最大のメリットは「5枚設置で完了」です

そういった事もあって、このアピトン合板は道具を持たれている運送会社さんが自社で張り替える時にもよく使用されています

ちょっと重いので持ち運びは大変ですが、二人いれば問題ありません

フローリングだけではなくアピトン合板も荷台の床にはメジャーに使用されています

トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/

交換時は「サネの無いやつ無いの?」

本日出荷の「重機運送車用のアピトン床板」です

サイズ 32×145×5500mm 17枚

これは修理用の床板で、通常の床板との違いは「サネ(凹凸)が無い」という所です

新車の重機運送車はサネ有りのアピトンフローリングが設置されています

こんな感じです

しかし、重機を乗せた時に「しなり」が大きい為、サネのメス(凹)の部分が割れやすいとのことでした

その為、今回のように交換の時は「サネの無いやつ無いの?」というご要望が多く寄せられこの製品が誕生しました

お互いを支え合っていない分、しなりが大きくても割れが出ないとのことです

ただし「隙間が出来る」「反りやすい」というデメリットもありますが、重機運送に関してはそこはあまり問題にならないようです

また設置も簡単なので、自分達で張替えをされる方も多いです

用途に合わせた床板に生まれ変わった荷台で、作業を潤滑に進めて頂ければと思います

※重機運送車用のアピトン床板について https://apitong.net/flooring/

アピトン板 50×240×4890mm

以前の納品させて頂いたアピトン板の張替え後の写真を送って頂きました

ラフのアピトン板 50×240×4890mm 6枚です

アピトンはこの場所にもよく使用されています

超重量物を乗せる用途の床にアピトンは必須です

今回のようなサイズにも対応可能なのもアピトンの特質すべき性質(環境)です

今回は自社トラックの張替えという事で長さカットをして納品させて頂きました

それでもボルトの穴あけ等は大変だったと思いますが、少しでもご協力できる所があれば手伝わせて頂きます

またこれで安全な運搬作業をおこなって頂ければと思います

※アピトン製材について https://apitong.net/kakou/

トラック張替え作業の時間短縮・簡単化

明日配達のトラックフローリング2台分を製作しました

修理業者さんから「長さ4285mmへのカット」と「一番端に設置するフローリングを凸残しで幅45mmと110mm1枚づつにカット」のご依頼でした

張替え作業の時間短縮と簡単化に依頼されたのだと思います

我々も出来る限り協力して、床板張替えの簡素化にご協力できればと思います

※トラックフローリングについて https://apitong.net/flooring/

少しでも簡単・時間短縮になれれば

トラック荷台の張替え用の床板と根太を製作しました

床板は荷台サイズに合わせて製作しています

今回のトラックは左右と後ろにアングルが付いていて、床板はこの下に差し込まなければいけません

その為、アングル部分だけ薄くする必要があります

張替え作業においてこの段差加工が一番大変なのではないでしょうか

ここが大変なのでここまでの依頼をされる方も多いのではないかと思います

床板を下から支える根太も大事な製品です

濡れやすく乾きにくい場所になる為、アピトン材じゃないとすぐに腐ってしまいます

この根太も加工が大変色々大変です

ボルト穴とかは寸法がきちんとしていないと入らないので慎重な作業が必要になります

こんな感じであとは取り付けるだけの状態にまで仕上げれば、張替え作業もかなり簡単になるのではないでしょうか

少しでも簡単化、時間の短縮にご協力できればと考えています

それでは茨城へ向けて出荷です

※トラックフローリング・根太の製作について https://apitong.net/flooring/

ロール紙を動かす「てこ棒」

今回はアピトンで「てこ棒」を製作しました

この「てこ棒」はロール紙を動かす時に使用するそうで、時々製作依頼があります

てこ棒の既製品はあるようなのですが、どうやらサイズや形状など「もっと使い勝手のいいてこ棒」を必要とされる方からご依頼を頂いております

毎回図面を頂いて職人と相談しながら製作しています

高強度のアピトンでの製作なのでこういった加工はやはり大変です

持ち手の柄の部分は滑り止め用の溝まで支持されていました

角から丸への加工は大変です

いつも作ってくれている職人さんの技術には感心してしまいます

これでまた強くて軽いてこ棒を使っていい作業をおこなって頂ければと思います

※アピトンてこ棒について https://apitong.net/kakou/

荷台の張替えを出来る限り簡単に

「今度トラックの床を交換するんで、こんな風にして持って来てくれる」

修理業者さんから荷台のサイズを送って頂き、今回はそれに合わせて加工しました

小型トラックによくある「左右と後ろにアングルが付いている」タイプで、交換の際はそこに差し込む為の「段差加工」が必要になります

交換作業においてこの段差の加工は一番苦労する箇所です

その為、ここまでの加工依頼は本当に多いです

もちろん長さも幅も荷台サイズに合わせてカットしています

使用しているアピトン材は耐久性のある木材で、トラックフローリングとしては非常に頼りになるのですが、いざ加工となると難しい材になります

ここまで来ればあとは取り付けるだけです

修理業者さんと一緒になって、我々もできる限りお手伝いさせて頂き、交換作業の簡単化・時間短縮にご協力できればと思います

※トラックフローリングの加工について https://apitong.net/flooring/

荷台の床を支える「根太(ねだ)」

今回はトラック荷台の床を支える「根太(ねだ)」を製作しました

「根太(ねだ)」は重要な部品で荷重がかかるのはもちろんですが、場所的に雨に濡れやすく(タイヤからの跳ね返り)乾きにくい位置にあります

その為、腐食しやすいという事もありその環境に耐えられる「アピトン」という樹種で製作しました

アピトンは非常に耐久性があり、雨にも強い性質ですが、いざ加工するとなると大変な樹種になります

「こんな風にして持って来て」

修理屋さんからはよく加工済の根太のご依頼を受けます

現場でのこういった加工は大変なんだと思います(私も非常によくわかります)

少々お時間を頂きますが、ここまで加工した製品をお届けしたら後は取り付けは簡単です

荷台の張替えは大変です

少しでも交換作業の時間短縮や簡単化にご協力できればと思います

※トラック用根太(ねだ)について https://apitong.net/track/