まだまだあります 「アピトンだけの」歩み板

これは重機運送車の「歩み板」です

サイズ 50/150×350×2350mm 2台

久しぶりに「アピトンだけの」歩み板を製作しました

最近ではこんな感じの「アルミブリッジにアピトン板を貼る」タイプが多いですが、修理の際はまだまだアピトンだけのタイプのご依頼を頂くことが多いです

総重量は大体130kgくらいじゃないかと思います

製材も大変でしたが、やはりこの斜めカットが一番苦労しましたね

これが老朽化すると重機の乗り降りが危なくなります

これで新しい歩み板に交換して、安全な乗り降りのお役に立てて頂ければと思います

※アピトン歩み板について https://apitong.net/kakou/

ユニック車の張替え・交換について

本日発送のユニック車の荷台フローリングと横根太(ねだ)です

荷台フローリング 25×130×5500mm 17枚

横根太 45×95×2200mm 6本

「アピトン」という超硬質木材が使用されています

「大きな荷重がかかる」「雨に濡れる」「滑りにくい」

この要素が必要とされる荷台フローリングと横根太は「アピトン」じゃないと難しいと思います

特に横根太は荷台フローリングを支える大事な役目を果たしています

ここが腐食してしまうと、たとえフローリングがまだ使える状態であっても交換しなくてはいけません

これでまた新たな荷台に生まれ変わって安心・安全な運搬のお役に立てて頂ければと思います

※アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

※アピトン横根太について https://apitong.net/track/ 

同じトラックでも使用状況によって適切な形がある

本日発送の「トラック用アピトンフローリング」と「重機運送車用アピトン床板」です

トラック用アピトンフローリング 18×120×5500mm 33枚

重機運送車用アピトン床板 31×140×4000mm 36枚

2つの違いは「サネ(凹凸)の有無」です

通常はサネ(凹凸)付きのトラック用アピトンフローリングの方です

新車はすべてこのタイプが使用されています

「重機運送車用アピトン床板」はアピトン市場が取り扱いを始めた製品です

重機運送車も新車はサネ付きのアピトンフローリングが使用されています

しかし老朽化による交換時になると

「サネの無いやつ無いの?」

といったお問い合わせが多く寄せられていました

使用状況から一点荷重がかかった時に「しなり」が大きく出るとのことです

その時にサネ付きだと「お互いを支え合っている」分、メス(凹)側が割れてしまうとのことでした

そういったご要望に対応するためにサネ無しのアピトン床板を取り扱い始めました

よってこの製品は新車ではなく交換時に使用されています

同じトラックでも使用環境によって適切な形状の床板があるんだなと感じます

※アピトンフローリング・床板について https://apitong.net/flooring/

修理屋さんの手間を軽減するオーダーメイドの加工

今回製作したトラック用横根太です

サイズ 40×100×1765mm

「こんな形にして持って来て」

修理屋さんから図面を頂いて加工まで含めたご依頼でした

両端はこんな感じに切り欠いています

フック部分のスペースを設ける為にこの様な形状にすることがよくあります

最後はボルト穴の加工です

中央の2個はザグリ付き(ボルト穴が表面から出ないようにする2段の穴加工)です

ここまで仕上げれば後は取り付けるだけです

修理屋さんの作業の手間を少しでも軽減できるように出来る限りのことをこちらで行ってからお届けします

※トラック用根太について https://apitong.net/track/

「4mより長いのは無いの?」

ちょっと珍しいトラックフローリングです

サイズ 14×110×5500mm

「珍しい」というのは「長さが5500mm」という所です

14×110mmのフローリングは長らく最長4mの製品でした

主に2トントラックに使用されるのですが、2トンロングは荷台の長さが4m以上あります

そこで

「4mより長いのは無いの?」

というお問い合わせはよく頂いておりました

そこで現地工場と相談して開発されたのがこのサイズです

この薄さなので荷積みの時にはよくしなります

サネ(凹凸)を併せた状態にすると割れる可能性があるので、サネは合わさずに梱包をして配送しています

施工の時は問題ありませんが配送時の状態にも気を付けて発送します

※トラックフローリングについて https://apitong.net/flooring/

久しぶりの「アピトン縦根太」

久しぶりに「トラック縦根太(たてねだ)」を製作しました

サイズ 55×95×4700mm

縦根太はこんな感じで「床板と横根太」を支える部品です

最近ではアルミやC鋼に代わっていますが、今回の張替えではアピトン縦根太のご依頼を受けました

製作で一番難しいのはこのくり抜きです

硬いアピトンを合計10カ所くり抜いて完成です

くり抜きはこんな感じでボルト止めの為に施します

あとはこの2本をバンドルして出荷します

※アピトン縦根太について https://apitong.net/track/

「これ何に使っているんやろう?」

アピトンで「歩み板補助台」を製作しました

「歩み板補助台」とは重機運送車に装備されている歩み板の角度を緩くする為に使用される台です

重機運送車にはこんな感じで荷台から重機を乗り降りさせる「歩み板」があります

写真のトラックは荷台自身も斜めに傾くタイプなので問題ありませんが、車種によっては荷台が水平のままで歩み板を地面に降ろすタイプもあります(ほとんどがそのタイプです)

そうすると歩み板の傾斜が結構きつく、乗り降りが危ないとのことです

そこで歩み板の先端をこの補助台の段差の部分に乗せて使用されています

これで角度が緩くなって重機の乗り降りが安全になります

サイズは様々ですが、この形状のご依頼が多くある時、最初は

「これ何に使っているんやろう?」

と疑問でした

たまたま近所の方から依頼を受けた時に、その話を聞いて納得できました

いろんな所でいろんな用途があるんだなと感心します

強度の強いアピトンでこの加工は大変ですが、皆さんの安全の為には大切な製品です

しっかり加工してお届けさせて頂きます

※アピトンの歩み板補助台について https://apitong.net/kakou/

アピトン製「てこ棒」

今回はアピトンで「てこ棒」を製作しました

サイズ 51×88×970mm 2本

大きなロール紙を動かす時に使用するそうです

てこ棒の製作依頼はよくあって、その都度図面を頂いてから製作しています

アピトンを指定するからにはかなりの荷重がかかっていることが予想されます

市販品もあるそうですが、そのサイズでは使い勝手が悪い方からのご依頼が来ます

かなり難しい加工品ですが、これで使い勝手の良いモノになるとこちらも嬉しいです

※アピトンてこ棒について https://apitong.net/kakou/

「サネの無いやつ無いの?」

今回は重機運送車の床交換で「重機運送車用アピトン床板」を使用して頂きました

サイズ 32×145×5500mm

特徴は「サネ(凹凸)が無い」です

通常はサネ(凹凸)付きのアピトンフローリングが使用されています

しかし重機運送車の床交換の時に

「サネの無いやつ無いの?」

というお問い合わせを多く頂いておりました

どうやら用途的に「しなり」が大きいので割れやすいという事でした

サネ有りだと隣同士支え合っている為、大きい「しなり」が出た時にメス(凹)側が割れてしまうとのことでした

そこで「隣同士干渉し合わない」サネ無しの製品が必要だということです

そういった声にお応えする為に「重機運送車用アピトン床板」が誕生しました

これに交換することでさらに用途に適した床板になっています

生まれ変わった荷台でまた安全・安心な運搬業務に勤しんで頂ければと思います

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

トラックの根太「こんな風にして持って来て」

「こんな風にして持って来て」

修理屋さんからアピトン根太のご依頼をよく受けます

根太(ねだ)とは荷台の床板を下から支える大事な部品で、ここが腐ってしまうと仮に床板がまだ大丈夫でも全交換になります

「強い荷重にも耐えられて、雨にも強い材」

これが根太に求められている要素です

これを満たす木材として「アピトン」が使用されています

しかし、その強いアピトン材も「加工」となると一転難しい素材になります

そこで修理屋さんから加工も全て含めた製作依頼がよくあります

ここまで仕上げればあとは取り付けだけです

作業時間の短縮や負荷軽減にお役に立てて頂けると嬉しいです

※アピトン根太について https://apitong.net/track/