トラック荷台の床「こんな段差を付けてから持って来て」

今度トラックの荷台に設置するアピトン製の床板です

厚さは20mmですが、一番後ろのアングルに差し込むところだけ薄くしました

トラック荷台の床板交換において、この段差を付ける加工が一番大変です

なので「こんな段差を付けてから持って来て」はよく言われます

現場での作業をこれで少しでも軽減して、短時間の作業実現に協力できればいいなと考えています

今回はかなりの枚数ですが、今から防腐処理までして東京へ出荷します

これで長く使える床板になるでしょう

アピトン+防腐剤の力を存分に発揮してもらいたいです

※トラック荷台のアピトン床について https://apitong.net/

「傷んだところだけ交換したいんでこんな板できる?」

「傷んだところだけ交換したいんで厚み20で幅が110の板ってできる?」

修理業者さんからのお問い合わせです

補修用の板の依頼は多く補修用の難しい所は「今と同じサイズじゃないといけない」という所です

そうした場合、依頼される方によってサイズはバラバラなのでどのサイズにも対応できるように準備しなければいけません

大体、トラックフローリングは厚さは14~30mm、幅は100~130mm位が使用されています

このサイズに対応する為に下記のアピトン板を保管しています

アピトン板 人工乾燥材 32×145×5500mm

アピトン板 人工乾燥材 31×140×4000mm

アピトン板 人工乾燥材 23×140×4000mm

アピトン板 人工乾燥材 20×140×4000mm

これらのアピトン板を製材→四面加工をしてどのサイズの依頼にも対応できるようにしています

今回の20×110×4000mmの依頼だと、23×140×4000mmを製材して四面加工して作っています

あと補修用の特徴として「サネ無し」のご希望が多いという事です

新車のトラックにはこんな感じの「サネ有り」のアピトンフローリングが貼られています

サネとは隣同士がはめ込み合う「凹凸」の事です

補修用の時になぜこのサネ(凹凸)が要らないのかというと、サネ付きの場合、隣の現状のフローリングはもう長年の使用で変形して新しいフローリングと合わないことがあるからです

サネ無しだと上からはめ込むだけなので「入らない」という事態は避けられます

あと修理しやすいというメリットもあります

今回は枚数が20枚と多めですが、1枚の時もあります

全面張替は費用もかかるので補修用の時も「必要なサイズと枚数だけ」という感じでご依頼いただければと思います

※補修用のアピトン床板について https://apitong.net/

昔の主流「アイジャクリフローリング」

ちょっと変わったトラックフローリングです

形状・サイズともオーダーされた通りに仕上げています

これは昔ながらの形状で「アイジャクリ」という形状です

現在はこの「ホンザネ」が主流ですが、昔はアイジャクリが主流だったんです

今回久しぶりにアイジャクリのオーダーでしたので、特注対応です

厚さ・幅とも指定があったので、修理するトラックの荷台の寸法に合わせたサイズになっていると思います

これを取り付けるだけで現場調整なしで完成するのでしょう

こういった特殊形状にも対応するべく幅広の乾燥したアピトン材を保管しています

今回もこの材料を取り出して製材→アイジャクリ加工をして製作しています

お客さんの要望は様々なのでどの声にも対処するべくいろんなアピトン材を準備しておきます

※アイジャクリのアピトンフローリングについて https://apitong.net/

蜜ろうワックスを塗る「アピトンフローリング・クラシック」

こちらは店舗フローリングとして使用される「アピトンフローリング・クラシック」です

通常の住宅用アピトンフローリングに「蜜ろうワックス」を塗った製品です

蜜ろうワックスなので人体に影響はありません

そこを配慮しつつ、機能的にも表面に滑らかさが増し、なんといっても写真のような見た目に変化します

無塗装品とクラシックはここまで変わります

ちなみに蜜ろうワックスは無着色です(色はついていません)

それでもここまで変化し、木目も浮き立つのでこれを敷き詰めると空間が「クラシック」な雰囲気になります

先程塗り終えて一日乾かします

明日乾拭きをして完了です

来週早々に梱包をして関西方面へ出荷します

※店舗用アピトンフローリング・クラシックについて https://apitong.net/

車種によって異なるトラック用根太

明日出荷するトラック用横根太です

オーダーメイドの完成品の依頼でしたので形状の違う2種類の横根太が出来ました

こちらは斜めカットに最後は5mmだけ垂直の部分にして欲しい、というご依頼でした

今までいろんな形状の根太を作ってきましたがこの形状は初めてでした

斜めの部分をそのまま下まで貫通させてもいいんじゃないか、とは思いましたが頂いた図面がこうなっていたのでその形状に製作しました

こちらはよくある形状の「水平から斜め」にカットした物です

こちらはボルト穴まであけて出荷します

トラックの根太についてはこちらは頂いた図面の通りに仕上げるので、今までの経験から言うと「本当にいろんな形状の根太があるな」という事です

車種・サイズによってどれも異なる形状なんだと思います

長さや幅が違うのは分かるのですが、両端部分の形状も色々あるのはその車種に合わせた形状になっているからだと思います

我々は車種を見る事は無く、頂いた図面だけを見て製作するので取り付けられた時にそれぞれの形状の意味が分かるのだろうなと思っています

取り付けは修理業者さんの範疇になるので、我々は「頂いた図面の通りに仕上げる」ことに注力して微力ながらも作業の軽減・時間短縮に協力できればと思います

※トラック用根太について https://apitong.net/

修理の状況に合わせた最適な床板とは

これはトラックの荷台を補修する為の板です

荷台の床板は荷重のかかる場所によって部分部分で痛んだりします

その傷んだところだけを交換することもよくあります

その場合は厚さと幅は現状のサイズに合わせなければいけません

またサネのあるフローリングタイプではなく写真のような板タイプの方が多いです

それは新しいサネ付きのフローリングも製作できるのですが、古いフローリングと合わない場合があるからです

古いフローリングはもう変形していることが多いのでもうサネ無しの上からはめ込む板タイプの方が無難だと思います

こちらはサネ付きのトラック用フローリングです

段差がありますが、これは2トントラックによくある荷台の左右と後ろのアングルに差し込む為の段差加工です

2~4トントラックの床板交換はこの段差を付ける加工が現場では一番大変です

その為「段差を付けてから持って来て」と言われることがよくあります

その時は荷台の床板全体の寸法が必要になるので、ホームページhttps://apitong.net/flooring/ にあるこの加工図に寸法を入れてもらい送ってもらいます

修理するそのトラックに合わせたサイズに加工するので、到着後はカットや段差加工は必要ありません

すぐに反りを修正させながらのビス打ち作業に入れます

トラックの荷台の床は修理の環境・状況も様々です

ご要望も多岐にわたります

お客さんがして欲しいことを察知して適正なサイズ・形状のモノをお届けできるようにこちらも敏感になっていなくちゃいけません

※トラック用アピトンフローリング・補修板について https://apitong.net/

今日もトラック用製品の製作

オーダーを頂いたトラック材の製作をしています

アピトンフローリングのカットや補修用の床板の製作・トラック用根太の製作など指定のサイズへの加工はいつものことです

今日も頑張ります

※トラック用アピトンについて https://apitong.net/

アピトンの製材品は寸法の自由がきくのがメリット

今日は色々とアピトンの製材品のお届け日です

4600mmの長い角材から重機の歩み板までいろんなサイズを製作しています

角材に関しては今から表面加工をして指定寸法に仕上げてから配達です

恐らくトラックの縦根太に使われるのかなと思っています

これはアルミブリッジの上に貼る用の歩み板でしょう

このご依頼は非常に多く、いろんなサイズのご依頼を受けます

今回の最大幅は360mmとかなり広めです

車種によっていろんなサイズ・形状のモノが使われているので修理の時はその都度ご依頼を受けたサイズ・形状に仕上げています

新車の時に貼ってあった寸法よりも丈夫にされたい方は厚みを増したりして工夫をされています

こういった製材品は寸法の自由がきくのでその辺りはメリットかもしれません

※アピトンの製材品について https://apitong.net/

2トントラック用の荷台の床 修理業者さんとの共同作業

今回もトラックの荷台に合わせて製作したトラックフローリング1台分です

現場での作業を軽減する為に長さカットと両端部分については幅もカットしました

その他にこのトラックは左右と後ろにアングルが付いているのでそこに差し込む為の段差加工もしました

これで後は取り付けるだけの状態にまで仕上げています

実際に取り付けの時は木材なので多少の反りはあります

反りの修正をしながらビス打ちが現場で行う作業になります

我々と修理業者さんの共同作業で荷台の交換工事を終わらせる段取りです

※トラックの荷台の床について https://apitong.net/

全面交換・部分補修、通常の床板と重機用

これは修理するトラックの荷台に合わせて加工したフローリングです

長さカットと両端部分は幅カットまでおこなっています

そこから左右と後ろのアングルへ差し込む為の段差も付けています

ここまでしたら後は取り付けるだけです

反りの修正をしながらビスを打ちこむだけです

これは重機運送車用の床板です

こちらはサネ(凹凸)無しの製品です

重機運送車の方はよく「サネの無いやつで」というご依頼が多いです

一点に荷重がかかることが多いのでしなりが大きいのです

そうするとサネ有りだと隣同士を支え合っている分、割れが出てしまう事があるそうです

このサネ無しだとしなりに関しては大丈夫ですし、隣同士干渉していないので割れの心配もありません

板の間に隙間が出来ることや反りが出やすいという面もありますが、重機運送車の環境で問題が無いという方が使っています

こちらも同様のサネ無しの重機運送車用の板です

先程は補修用でしたがこちらは荷台全面交換の板になります

サネが無いと設置も簡単になります

千葉へ向けて出荷です

こちらはサネ有りのトラックフローリングと交換する横根太1本です

こちらは香川県の方に納品します

床板は全面張替ですが根太は腐っているのが1本だけとのことで、この材料の支給になります

GWも終わり、配送業務が落ち着いてきたのかもしれませんがトラックの床交換をされる方が多い気がします

どんなご要望にもお応えできるようにこちらもしっかりと準備をします

※トラックの荷台フローリング・床板について https://apitong.net/