トラックフローリングのアングル段差加工

トラックフローリングに「段差」を付けている所です

4トン以下のトラックには荷台の左右と後ろに鉄アングルがよく付いています

床交換時はアングルを避けるための「段差」が必要になります

写真は後ろのアングルを避けるための加工です

加工前(左右の段差加工済み)
加工後

こんな感じで全てのフローリングに段差を付けることで

「後は取り付けるだけ」

の状態にします

到着後、このようにあとはビス止めだけの状態にまで仕上げます

トラックの床交換はこの「段差加工」が一番大変です

その為よく「こんな風にして持って来て」と依頼を受けます

それで時間短縮や作業の軽減になれればと思っています

※トラックフローリングの段差加工について https://apitong.net/

重機運送車用の歩み板に「段差加工」

今回は重機運送車の「歩み板」を製作しました

歩み板とは重機が荷台から乗り降りする時に通る「道板」のことで、よくこんなのが走っているのを見た事があるのではないでしょうか

両端に「段差」を付けています

これはキャタピラが通る時に「スライドする」力が大きく働きます

ボルト止めをしていますが、これだけではいずれ曲がってしまいます

そこでこんな感じに段差を付けることで(※取り付けるアルミブリッジに段差が付いていて、歩み板をそこにはめ込む形になります)形状的にもスライドしないようにする効果があります

しかしアピトン材自体がかなり硬いので毎回大変ですが、現場の方が取り付けが楽になると思います

明日、梱包して東京へ発送です

※重機運送車用歩み板について https://apitong.net/

超重量 円形コイルの専用台

これはコイル台です

円形の重量物をトラックに乗せる際に固定させる為の台です

このように角を一部斜めにしています

重量物を置く台ということで昔から「アピトン」がよく使用されていて、今回は150×150×2350mm8本 150×150×1500mm 2本製作しました

角は25×25mmで斜めに落としています

斜めの傾斜については自由に決めることが出来ます

今回は小さめの傾斜ですが、大体はもっと大きな75×75mmくらいで落とすこともよくあります

高い耐荷重、自由なサイズ・形状に製作可能

これを満たせる樹種はアピトンが一番です

今回は遠方からのご依頼で関東方面へ出荷します

それではいってらっしゃい

※アピトンのコイル台について https://apitong.net/

今日のアピトン製品

今日、岡山から引取に来られるトラックフローリングと横根太です

トラックフローリング 30×130×5500mm 20枚

アピトン横根太 90×90×2500mm 2本

こちらは鳥取・神奈川に発送する製品です

鳥取行き

トラックフローリング 18×120×5500mm 19枚

鳥居用枕木 60×100×2500mm 1本

神奈川行き

重機運送車用アピトン床板 31×140×4000mm 13枚

サイズも用途も様々です

適切なサイズ・数量をご指定して頂ければと思います

※トラック用アピトン製品について https://apitong.net/

「サネないやつ無いの?サネの所がすぐに割れるんよ」

これは重機運送車用のアピトン床板です

通常のトラックフローリングとの違いはサネ(凹凸)が無いことです

通常はこんな感じでサネ(凹凸)が付いていて、並べると隣同士を支え合う状態になります

以前より重機運送車を運転される方から

「サネないやつ無いの?」

というお問い合わせをよく受けていました

聞くと

「サネの所がすぐに割れるんよ」

とのことです

重機が通る時に1点に荷重がかかるのでおそらく「しなり」が大きく出るのだと思います

そうすると通常のトラックフローリングだと支え合っているだけに一定の荷重を超えると割れてしまうんだと思います

そこでサネ無しにして「お互い干渉し合わない」状態にするとしなりは出ても割れにくくなります

当然、濡れる・乾くを繰り返すので反りが出やすいというデメリットがありますが、重機運送車の場合乗せるモノからそこはあまり問題にならないようです

サネ無しの重機運送車用アピトン床板はこのサイズがよく出ています

32×145×5500mm

今回も30枚を北陸方面へ発送します

取り付けも簡単なのでそこもメリットだと思います

それでは行ってらっしゃい

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/

荷台を支える大事な「根太(ねだ)」

これはトラック用横根太(よこねだ)です

荷台の床を下から支える非常に重要な製品です

下から覗くとこんな感じです

重量物を積むトラックにとって「安全・安心に」運搬できるのは根太が床板を支えているからです

この材料には昔から「アピトン」が使用されています

「高い耐荷重」と「高い耐水性」が必要とされます

それで高耐久性木材のアピトンが選ばれています

しかしその強いアピトンも現場で加工するには大変な樹種になります

そこで

「こんな形にして持って来て」

とよく言われます

少しでも現場作業を軽減するためにも頑張って穴あけやカットしていきます

後は取り付けるだけの状態にしています

作業時間の短縮や作業軽減に少しでもお役に立てることが出来ればうれしいです

※トラック用アピトン横根太について https://apitong.net/

「2段にすることできる?」

これはトラックフローリングの後を「2段差加工」したものです

4トン以下のトラックでは荷台の左右と後ろに鉄アングルが付いていることがあります

交換時はその下に差し込む為に厚さを薄くする必要があります

大半はこんな感じで段差は一段で済むのですが、今回は

「2段にすることできる?」

とのご依頼でした

アングルの形状が食い込むようになっているのか、この加工はかなり大変でした

左端・右端のフローリングに至っては後ろだけじゃなく左右のアングルの食い込みの段差も付けています

段差だけじゃなく、荷台のサイズに合わせて幅を調整したり長さも5080mmにカットしました

明日発送しますが、お届けできればあとは取り付けだけです

現場の作業を少しでも軽減できるよう難解な加工にも取り組んでいこうと思います

※トラックフローリングの特殊加工について https://apitong.net/

重量物を支える角材・板材

これらは重量物を支える角材・板材です

アピトンとデレニアという硬質木材で製作しました

手前の板はジャッキアップの時に敷く板です

残りの角材は重量物を運搬するトラックで使う緩衝材です

どれも高い荷重がかかる用途の為、やはりアピトンやデレニアクラスの木材が必要とされています

強度的にはアピトンの方がデレニアより若干強いです

価格はアピトンの方が高めになります

用途・価格など考慮した上で適切な樹種を選んで頂ければと思います

※アピトンについて https://apitong.net/

アピトン合板製「オーディオボード」

アピトン合板で「オーディオボード」を製作しました

オーディオボードとは音響製品でスピーカーの下に敷く台として使用されます

高強度のボードを敷くことで音質向上につながるとのことです

オーディオボードの製作依頼は時々あり、いつも指定サイズを聞いてその通りに仕上げていきます

今回は厚さ12mmのアピトン合板を2枚圧着して厚さを24mmにしてから指定サイズにカットします

その後、角を全てR面取り(丸くする)してから最後はウォールナット色に塗装して完成です

デリケートな製品なので特に厚めに梱包して出荷します

※オーディオボードについて https://apitong.net/

重機運送車用のアピトン床板とは

これは重機運送車用のアピトン床板です

通常のトラックフローリングと違ってサネ(凹凸)がありません

新車時はサネ付きのトラックフローリングが設置されているのですが、交換時には

「サネの無いやつ無いの」

というお問い合わせをよく受けます

どうやら重機を積む時に「しなり」が大きい為、サネ付きだと割れが出ることがよくあるそうです

そこでサネ無しだと隣同士が干渉していないので割れ難いのです

デメリットとしては、隙間が出来る・反りやすい、などがありますが重機を積む時にはそれほど問題にはならないそうです

乗せるモノによって適正な床があるんだなと感じます

重機運送車用アピトン床板 32×145×5500mm

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/