重機運送車用の床板とは

こちらは重機運送車用の荷台の床板です

自社の重機運送車をご自身で張り変えるとのことで依頼が来ました

この製品の特長はサネ(凹凸)が無い所です

通常のトラックフローリングはサネ(凹凸)が付いたフローリングタイプです

設置した時にお互いを支え合っているので隙間や反りも出にくく床面が平らに保たれます

しかし重機運搬の使用環境に照らしてみると、一点に荷重がかかることが多い為、しなりが大きくでます

その時に「お互いを支え合っている」という構造が逆効果となり、割れが生じてしまう事があります

その点サネの無い重機運送車用床板だとしなりが大きくてもアピトンの力で割れが生じることはありません

その分、隙間や反りが出やすく床面が平らでない状態にもなりがちですが、重機運送車の使用環境ではそれも問題ないとのことでこちらの形状の床板を指名される方が多いです

床板一つとっても使用環境によってメリットがデメリットになったりします

それぞれの環境に適した形状の床板を指定して頂ければ製作してお届け致します

重機運送車用の床板について https://apitong.net/

北九州の民泊施設にて

こちらは北九州にある民泊施設です

一軒家をリフォームして民泊施設として使用する予定です

キッチンも備え付けられています

部屋の雰囲気もよく最高の場所ですね

隣の部屋は和室のレトロな部屋になります

扉1枚で全く異なる空間になっていていろんな雰囲気を味わえます

こういうのもレトロで良いですね

atelier Kasho 一級建築士事務所

〒800-0041 福岡県北九州市門司区泉ケ丘11-28

090-1873-3023

アピトンの性質を活かした場所は

こちらは重量物の下に敷く角材になります

サイズは100×150×1600mmです

重量物の下に敷くからには強い樹種が必要になります

そこで今回は「アピトン」という樹種で製作しました

アピトンは非常に強度の強い木材で、雨にも強い為、こういった重量物の下に敷く角材によく使用されています

コイル台やトラック・重機運送車のりん木にも使用されています

こちらはトラックで使用する根太(ねだ)です

荷台の床板の下に敷く角材で、床板を支える役目を果たしています

この場所も耐荷重が必須でまた雨にも強くなければいけません

ここもアピトンが使用されており、今回は修理業者さんから「この形状で持って来て」と言われフルオーダーメイドで製作しました

形状・ボルト穴まであけてあとは取り付けるだけです

強いアピトンですが修理する業者さんにとってはカットしたり穴をあけたりするのが大変な樹種でもあります

その作業を少しでも軽減できるように図面を頂いてからこちらで仕上げています

アピトンほどの強度があればまた丈夫な荷台が出来上がります

安心して運搬業務をおこなって頂ければと思います

アピトン製品について https://apitong.net/

重量物を運搬する角材に求められる要素とは

こちらは重量物の運搬する際に下に敷く角材です

当然、耐荷重のある性質が必須となります

また意外と見落としがちなのは耐水性にも優れていないと雨で腐食してしまうということです

トラックや重機運搬車にはこのような角材が乗っていますが、角材がダメになる原因は重量物による負荷では無くて、雨による腐食が原因です

どうしても雨による濡れる→乾くを繰り返していると木材は腐食が進みます

その腐食が進んだところに荷重がかかるのでさらにダメ押しになります

なのでこの場所の角材は耐荷重と耐水性が求められる樹種でないとダメです

そうした理由からいろいろと試された結果、重量物程「アピトン」という樹種の角材が使用されています

「アピトン」とは非常に強度・耐久性に優れた硬質木材で雨にも強いです

同じ理由で、トラック・重機運送車の荷台の床にも使用されています

荷物を安全の運ぶためにはまず滑らないことが大事になる為、鉄板ではなく木材が必要です

その木材から耐荷重・耐水性や角材の粘りなどこの使用環境に一番適した素材で「アピトン」が選択されています

長く安全に、そして安心して運搬業務をおこなって頂く為にもこの樹種は必要になってきます

アピトンについて https://apitong.net/

ウッドデッキを屋根に使うと

ご自宅のガレージの天井に屋根としてウッドデッキを設置して頂きました

このウッドデッキは「アピトン」という樹種で雨に強く耐久性のある硬質木材です

天井の屋根ならば荷重もかからない場所ですし、かなり長い年数使用できると思います

ウッドデッキを屋根に使用するのは初めてでしたので完成したところを見た時「こういう使い方もアリだな」と思いました

アピトンウッドデッキについて https://apitong.net/

重機運送車用の床板

本日出荷の重機運送車用の床板です

通常とトラックフローリングと異なるのはサネ(凹凸)が無い所です

通常のトラックフローリング

これは重機運送車の場合、一点荷重がかかることが多い為、床板のしなりが大きく出ます

その時に通常のトラックフローリングだと隣同士支え合っている分、しなりが大きいと凹部分が割れてしまう事があります

サネ(凹凸)の無い重機運送車用床板だと隣同士干渉し合っていないので、しなりが大きくても割れは出ないです

その為、重機運送車の修理の時は「サネの無いやつでお願いします」とのご依頼をよく受けます

ただし、隣同士支え合っていない分、雨に濡れる・乾くを繰り返していると反りが出やすくなります

重機運送車の場合はキャタピラの付いた重機が乗ったりするので、それほど床面が平らになっていなくても「特に問題ない」とのことです

小さい荷物や床板が平らになっている方がいい方は通常のトラックフローリングがいいと思います

今回のサイズは厚さ32mm 幅145mm 長さ5500mmです

重機運送車に特化したサイズの床板になっています

形状的にも取り付けは簡単です

この床板に交換して、また安全に重機の運搬をして頂ければと思います

重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/

トラックの根太(ねだ)の重要性

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今回製作したトラック用根太(ねだ)です

トラック用根太とは荷台の床板の下に置く角材で、床板を支える役目を果たしています

この部分は木材製品にとって一番腐食しやすい環境になります

トラックなので雨に濡れることもあります

床板はまだ晴れた時に陽にあたるので乾きやすいですが、根太は影になっているので乾きにくいんです

また湿気もこもりやすいので腐食しやすい環境といえます

この部分に使用されるのは昔から「アピトン」という硬質木材です

トラックで使用されている木材(根太・床板・枕木)はすべてアピトンが主流です

雨に強く、当然耐荷重もあり、腐食にも強いです

根太をしっかりした材料にしないと、腐食した時に床板もすべて交換することになります

何よりも根太がダメになると運搬業務に支障が出ます

最近では合板が使用されているのを見かけますが、この部分は無垢のアピトン根太にした方が絶対に良いです

安心して運搬・配送業務をおこなって頂ければと思います

トラック用アピトン根太について https://apitong.net/

荷台の修理を簡単にするために

2トントラックで使用するトラック用フローリングと横根太です

今回は交換に際して修理屋さんから「この形状に加工して持って来てほしい」とのご依頼がありました

フローリングに関しては荷台の幅・長さに合わせてカットするのと、左右と後ろについているアングルに差し込む為の段差を付けました

これは左右両端に取り付ける用のフローリングです

後と側面のアングルに差し込む為の段差です

「長さカット」「幅カット」「アングルへの段差加工」

これを行えばあとは取り付けだけです

作業もかなり簡単になると思います

これはトラック用横根太です

トラックフローリングの下に置く角材で、フローリングを支える役目を果たします

こちらも指定サイズ・形状への加工依頼があり

「指定の高さ・幅への製作」「長さカット」「ボルト穴の加工」

これを行いました

こちらもあとは取り付けだけの状態にまで仕上げましたので、交換作業も簡単になります

トラックフローリング・横根太に使用されている木材は「アピトン」という強度・耐久性に優れた硬質木材です

トラックで使用する為、重量物に耐えられるほどの耐久性のある樹種でないと話にならないので、その役目を果たせる樹種として昔から「アピトン」が使用されています

トラックを運転する方にとっては頼りになる樹種ですが、交換をする修理屋さんにとっては大変な樹種でもあります

修理屋さんの作業を少しでも軽減できるようにご協力させて頂きます

それによりもっとトラック修理が簡単になるようにできればいいなと思っています

トラックフローリング・横根太について https://apitong.net/

運搬作業をより安全なものにする為に

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4トン以下のトラックは荷台の左右と後ろにアングルが付いています

床板張替の時はこのアングルの下に差し込む為の段差加工が必要になります

この加工が大変手間で、木材も「アピトン」という高耐久性木材が使用されていることもあり、修理工場ではいつも苦労しています

「左右と後ろの段差を付けて送って欲しい」

とのご依頼がありました

図面を頂いてきちんと左右と後ろのアングルに収まるようにこちらも加工して発送しています

これをするとあとは取り付けだけなので現場でも加工は特にありません

作業が簡単になり時間も削減されます

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また今回は床板だけでなく、床下の角材(根太)のご依頼もあり、図面を頂いて製作しました

この木材も「アピトン」が使用されており、現場で加工をするのは大変な樹種です

ボルト穴をあけたり両端を斜めカットしたりこの本数を現場でやろうと思ったらかなり時間がかかります

ここも全て仕上げてから発送することで取り付け作業の軽減・時間短縮につながります

トラックの荷台は雨に濡れます

鉄板だと荷物が滑るので木材が使用されています

ただ木材だと腐食してしまいます

そこで昔から使用されているのが「アピトン」という木材です

強度が強く耐水性もある

荷物が滑りにくく雨にも強い

こんな性質の木材はトラックを使っている方には頼もしいですが、修理・交換する方にとっては大変な樹種になってしまいます

その大変な部分を受け持ち、交換作業を少しでも簡単なものに出来れば、もっと多くの荷台が安全なものになると思います

運搬作業をより安全なものにする為にも少しでもご協力できればと思います

アピトンについて https://apitong.net/

トラック用横根太の製作風景

トラック用横根太のご注文を頂きましたので、製材をしています

トラック用横根太は車種によってサイズがバラバラです

おおよそ50×100mmかもしくはそれよりも小さいサイズが多いので、こちらも50×100mm用のアピトン角材を乾燥させて持っています

今回のご注文サイズは40×90mmでしたので、このアピトン角材を45×95mmに製材します

その後、四面加工をして40×90mmに仕上げていきます

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四面加工は表面をきれいにする為ではなく、ミリ単位の精度で40×90mmに仕上げる為に行います

また反りのある角材を真っすぐにするという目的もあります

真っすぐできちんと40×90mmに仕上げたアピトン横根太でトラックに設置していきます

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現場でも加工をしてこんな感じに設置していきます

トラック用アピトン根太について https://apitong.net/