重機の安全な乗り降りに「歩み板補助台」

これは重機運送車の「歩み板補助台」です

「歩み板補助台」とは、重機を荷台から乗り降りさせる時に「歩み板」という車輪やキャタピラが通る道があるのですが、その傾斜を緩やかにする為の台です

これが歩み板です

このトラックは荷台も斜めになるタイプなので問題ありませんが、そうならないトラックは荷台と歩み板そして地面との角度がそれぞれ急勾配になり乗り降りが危ない時があります

それを解消する為のアイテムとして「歩み板補助台」が使用されています

(後ろの段差に歩み板の先端を置きます)

かなりの負荷がかかるので、それに耐えられる材質として、ここは昔から「アピトン」が使用されています

高耐久性木材の中では珍しく丸太が日本に入って来ているので、自由なサイズ・形状の製品を作ることが出来る稀有な材料です

今回は安全対策で一工夫しました

それが「ボルト穴」です

3カ所の貫通穴を設けてボルトナットで両側から締め付けます

そうすることで、仮に使用している時に割れたとしても、バラバラになるのを防ぐ仕組みになっています

ここまで仕上げれば安全性は問題ありません

この新しくなった「歩み板補助台」で、また安心して重機の乗り降りをおこなって頂ければと思います

※歩み板補助台について https://apitong.net/kakou/

流通の下支えとして

今日はちょっと厚めのトラックフローリングを出荷します(厚さ25mm)

荷台の床に使用される製品で、重量物の負荷に耐えられる「高い耐久性」と雨に負けない「高い耐水性」を必要とします

ここには昔から「アピトン」という超硬質木材のフローリングが使用されています

これが設置風景です

今回は長さ5.5mと長尺製品ですが、トラックフローリングとしては一番よく出るサイズです

ここまで長いフローリングで強度・耐久性を有するのはアピトンくらいだと思います

これで完成です

トラックの荷台はどうしても定期的な交換が必要になります

しかし張り替える度に新しい荷台に生まれ変わるので、また安心して運搬が出来るようになります

交換作業は大変ですが、これで運搬業務が滞りなくおこなえることを考えると、世の中の流通の下支えをしている気がします

我々はその中のワンパーツですが、その小さな役割をこれからも全うしていこうと思います

※アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

大定番トラック用「アピトンフローリング・根太」

今回は荷台の修理に使用する「アピトンフローリング」と「アピトン根太」を出荷しました

4トンクラスのトラックで厚さ18mmのアピトンフローリングを使用します(長さは5500mm)

荷台はどうしても定期的な張り替えが必要になってきます

少しでも長く使用できる材料として昔から「アピトンフローリング」が使用されています

「アピトン根太」はアピトンフローリング及び荷台を支える非常に重要な部品です

荷台の寿命は根太にかかっていると言っても過言ではありません

日が当たらない場所で「濡れやすく乾きにくい」箇所に設置されている為、木材にとっては厳しい環境にあります

重量物に耐えられる「耐久性」と雨に強い「耐水性」を併せ持った材料として「アピトン」が使用されます

トラックはこの2つの製品が大定番です

これらを張り替えることでまた新たな荷台に生まれ変わりる事が出来ます

安心・安全な配送業務の下支えの材料になります

これからもその重要な役目を担保する材料としてお役に立てて頂ければと思います

※トラック用アピトンフローリングについて https://apitong.net/flooring/

※トラック用アピトン根太について https://apitong.net/track/

重機運送車の歩み板

今回は「重機運送車の歩み板」を製作しました

「歩み板」とは重機を荷台から乗り降りさせる時に通る道板のことで、アピトンでこのご依頼はよく頂きます

高い耐荷重で自由なサイズ・形状の製品を作ることが出来るのは「アピトン」くらいではないかと思います

一番大変な所は「傾斜をつける」です

歩み板を降ろした時に地面と接地したところの段差を小さくする為です

元々硬くて重いアピトン材なので、製材機で斜めにしながらカットしていくのは大変な作業でした

今回は傾斜部が結構長いですが、ご依頼される方によってサイズや形状は本当に様々です

ご要望の歩み板を新しく交換して安心・安全な作業のお役に立てて頂ければと思います

※重機運送車の歩み板について https://apitong.net/kakou/

トラック根太を仕上げ中

トラック根太(ねだ)を仕上げています

トラック根太とは「荷台の床を支える」非常に重要な部品で、荷台の寿命は根太にかかっていると言っても過言ではありません

ここは昔から超硬質木材「アピトン」で製作されています

この形状は「フックを避ける」為に必要になります

必要な加工なのですが、頼りになるアピトン材も、加工となると一転難しい樹種に変わります

「こんな風にして持って来て」

修理業者さんからのご依頼です

この加工を行うことで現場での加工の手間が削減されます

少しでも作業が楽になれるように我々も協力していいトラック根太に仕上げていきたいと思います

※トラック根太について https://apitong.net/track/

トラックフローリングを加工してお届け

今回はトラックフローリングを事前に加工して、修理工場へ納めさせて頂きました

荷台の「幅」と「長さ」を事前に教えて頂いた通りにこちらでカットしました

その後、左右と後ろに付いているアングルに差し込む為の「段差加工」を実施しました

使用している製品が超硬質木材の「アピトンフローリング」なので、これらの加工は大変です

事前に加工することで修理業者さんの手間をかなり削減することが出来ます

トラックの荷台の張り替えは大変な作業です

その作業が少しでも楽になればと思います

※トラック用アピトンフローリングの加工について https://apitong.net/flooring/

重機運送車用アピトン床板

これは「重機運送車用アピトン床板」です

特徴は「サネ(凹凸)が無い」です

通常のトラックや重機運送車はサネ(凹凸)付きの「アピトンフローリング」が使用されています

しかし、なぜか交換の時になると

「サネ(凹凸)の無いやつ無いの?」

というお声をよく頂いていました

重機運送車の場合、使用上一点に荷重がかかることが多く「しなり」が大きく出る為、サネ(凹凸)付きのアピトンフローリングだと割れてしまうとのことでした

お互い支え合っているだけに割れてしまうのでしょう

その点、サネ(凹凸)が無いと割れは出なくなります

また「設置しやすい」というメリットもあります

そういったお声を聞いて開発された製品が「重機運送車用アピトン床板」です

ただし「隙間が出来る」「反りが出やすい」といったデメリットもあります

しかし重機運送の場合、そこはあまり問題にならないようです

この製品は新車に貼られていませんが、修理の時に求められるという変わった製品です

「現場の声」というのは大事だと感じた製品です

※重機運送車用アピトン床板について https://apitong.net/flooring/

トラック根太の重要な役割

今回は「トラック根太」を製作しました

根太は荷台に床を支える非常に重要な製品で、荷台の寿命は根太にかかっていると言っても過言ではありません

大きな荷重を支えることと、雨に負けずに(タイヤからの巻き上げがすごい)長期間耐えることが大事です

ここには高い耐久性と耐水性を持つ「アピトン」が使用されています

こんな風に根太が使用されています

頼りになるアピトンですが、修理業者さんにとっては一転、加工するのが難しい樹種になります

「ここまで加工して持って来て」

こういったご依頼をよく頂きます

両端部をこんな感じに加工します

これはロープをかけるフックと根太の位置が同じになった時にロープがかけられるようにかわすための加工です

一番重要なのは「ボルト穴」です

今回は珍しく「Lボルト用の穴」をあけています

さらにボルトが上に出てこないようにザグリも付けました

両端部はストレートのボルト穴です

これで完成です

ここまで加工すればあとは「取り付けるだけ」です

加工部分を担う事で、修理業者さんの手間を削減、また作業時間の短縮になればと思います

これでまた安心して配送が出来る荷台に生まれ変わります

新しくなった荷台で運搬をおこなって頂ければと思います

※トラック根太について https://apitong.net/track/