重機の歩み板について

これは「重機の歩み板」です

重機を使う作業で段差のある所を通る時に使用します

高さは100mmで先端は30mmにしています

この製品は先端を20~30mm設けることをお勧めします

(先端の高さが低いとすぐ割れてしまうから)

幅は300mmとかなり広めです

使用しているのは超硬質木材「アピトン」です

特徴はこんな風に指定サイズ・形状の製品を作れることです

同程度の樹種でこんな風な製品を作れるのは他に無いと思います

またこれで安心して重機の作業をおこなって頂ければと思います

※重機の歩み板について https://apitong.net/kakou/

「トラック用アピトン合板」について

これは「アピトン合板」を使って荷台の修理をおこなっている所です

トラックの荷台の床は、無垢のアピトンフローリングを用いるタイプとアピトン合板でまかなうタイプがあります

今回は厚さ18mmのアピトン合板を使用したタイプです

最初はこの状態からスタートです

アピトン合板の特徴は

「一枚で広いスペースをまかなうことが出来る」

です

フローリングタイプだと広くても幅130mmくらいなので、大体20枚くらい使用しなくてはいけません

しかしアピトン合板だと1230×2440mmありますので、今回は5枚で完了します

幅が2440mmあるのがありがたいです(一枚で幅をまかなえるので)

少ない時間で修理をすることが出来ました

正直、強度や耐水性はフローリングタイプの方が強いです

しかし、この大きさと合板の中では圧倒的に強い耐水性はメリットも大きいです

トラックの使用状況や環境を踏まえて適切な製品を選択して頂ければと思います

※トラック用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/

Lボルト用の穴加工(トラック根太)

今回は100角の「トラック根太」を製作しました

珍しかったのはたまにご依頼を頂く「Lボルト用の穴加工」です

特にザグリ部分が大変でした

これでLボルトを差し込めばボルトが動かないので、ナットの締め付けも容易だと思います

100角の根太はかなりゴツイサイズですが、必ず頼りになる部品になります

長期使用間違いなしです

※トラック根太のLボルト用穴加工について https://apitong.net/track/

適正なサイズが異なる「ジャッキアップベース」

これは「ジャッキアップベース」です

ジャッキアップをおこなう際に緩衝材として使用されています

この製作依頼はよくあって、主に重機運送車やクレーン車に使用されています

ここでもアピトンの特徴である

「高耐久性木材でありながらサイズが自由に指定できる」

が活かされています

依頼される方によって使用環境はそれぞれ異なります

それによって適切なサイズも異なってきます

そのサイズに製材することで、各現場の「安全な作業」をおこなう上でのワンパーツとしてお役に立てて頂ければと思います

※ジャッキアップベースについて https://apitong.net/kakou/

少しでも作業が楽になるように

「今度荷台の修理をするんで床板と根太を持って来て欲しい」

修理業者さんからのご依頼で「指定サイズにカットした床板」と「ボルト穴まであけた根太」を納品させて頂きました

その時の様子ですが、かなり老朽化が進んでいます

まずは古くなった床板と根太を「剥がす作業」からスタートです

実際にはこの作業がかなり大変らしく、ボルトもビスもボロボロになっているので取り外しにかなり苦労するようです

ようやくここから「取り付け作業」の開始です

まずは根太を取り付ける前に、丁寧に防腐剤を塗装しています

元々「アピトン」という高耐久性木材を使用しているので、かなり強い部品ではあるのですが、防腐剤を塗ることで更に腐食から守ることが出来るようになります

根太の設置完了です

指定サイズに加工してボルト穴まであけているので「取り付けるだけ」の状態に仕上げています

ここからフローリングの設置です

荷台の幅・長さに併せてカット、プラス左右と後ろに付いている鉄アングルへの「段差加工」も実施しています

反りの修正だけおこなえばこちらもあとは「取り付けるだけ」です

これで完成です

下地もバッチリです

これで新しい荷台に生まれ変わりました

また安心して配送作業ができると思います

この様にどうしてもトラックは定期的に交換作業が必要になってきます

しかしその作業は本当に大変だと思います

そのハードルを少しでも下げることが出来ればいいなと思います

これからも頑張って加工した製品をお届けします

※トラックフローリングの加工について https://apitong.net/flooring/

※トラック根太の加工について https://apitong.net/track/

「あおり用アピトン合板」について

今回はトラックのあおり板の交換です

「ここの板無いの?」

今まで何度もお問い合わせを頂きましたが、この部分だけは対応策が無く、メーカーさんから取り寄せるかコンパネを繋いで使うしか方法がありませんでした

しかし今回2種類のサイズだけ対応できるようになりました

あおり用アピトン合板 12×400×4280mm

あおり用アピトン合板 12×400×3510mm

この「雨に強い」アピトン合板で対応します

側面部と後ろのあおりに合うようにサイズカットしています

これで完成です

表面を塗装することでさらに防水効果が高まります

今まで対応できなかった箇所が対応できるようになると嬉しいです

これで新たなあおりに生まれ変わって頂ければと思います

※あおり用アピトン合板について https://apitong.net/flooring/

荷台の張り替えが少しでも簡単になるように

老朽化したトラックの荷台の張り替えをおこなって頂きました

まずは「剥がす」作業から開始です

床や根太はもちろん、それを止めているビスやボルトも老朽化しているので、それを剥がすのは大変な作業です

ようやく「剥がし作業」の完成です

ここから「設置作業」に移ります

まずは「根太(ねだ)」の設置です

これは床板を支える大事な部品で、ここの寿命が荷台の寿命と言っても過言ではありません

ここにはしなりに強い「アピトン根太」を使用します

アピトン根太の加工は大変ですが、事前に修理業者さんから図面を頂き、この形状まで加工したモノをお届けしています

その為「取り付けるだけ」の作業です

次は「フローリング」の設置です

このフローリングも事前に図面を頂いて「取り付けるだけ」の状態にまで仕上げたモノをお届けしています

荷台の幅・長さにカット、左右と後ろの段差(アングルに差し込む為)も付けました

これで完成です

また安心して運搬することが出来るようになります

このように修理業者さんと協力して、我々も根太・フローリングを加工したモノをお届けすることで「張り替え作業」が少しでも簡単になればと考えています

そのハードルを少しでも下げることが出来ればいいなと思います

※アピトンフローリングの加工について https://apitong.net/flooring/

※アピトン根太の加工について https://apitong.net/track/

サイズ・形状が自由に選べる貴重な高耐久性木材

これは造船所で使用する「緩衝材」です

船を作る時にこの緩衝材の上に置いて製作しています

「相当な荷重に耐えられる」と「大きなサイズ」が必要な要素になっています

その用途に合った性質が「アピトン」です

アピトンの最大の特徴は「高耐久性木材でサイズ・形状が自由に選べる」という点です

丸太が日本に入って来ているので「製材が出来る」ということから可能になっています

「堅い木が必要」「こんなサイズや形があれば」というところで活用されてきました

(ちなみに2枚目の写真はジャッキアップの際に下に敷く「ジャッキアップベース」です)

こんな感じで重機運送車の「歩み板補助台」や「歩み板」にも使用されています(この上を重機が通ります)

「コイル台」と「パイプ台」にも使用されています

大型の円形の製品を置くときに使用されています

こんな感じで、大きな重量や荷重がかかるところにアピトンは活用されてきました

アピトンクラスの高耐久性木材で丸太が日本に入って来ているのは他にほとんどないと思います

「サイズ・形状が自由に選べる高耐久性木材」としてあらゆる箇所で活用して頂ければと思います

※アピトン製材品 https://apitong.net/kakou/

「自由なサイズが作れる」

こちらは造船で使用する大型角材です

造船所は船を組み立てる時に緩衝材として「アピトン」が使用されます

当然、かなりの重量がかかるのでサイズも大きめです

アピトンの特徴として「高耐久性」の他に

「自由なサイズが作れる」

が挙げられます

それは「丸太製材」が出来るからで、アピトンほどの高耐久性木材で丸太が日本に入ってきているのは他にはほとんど無いと思います

こんな感じの傾斜の付いた製品の製作も可能です(これは高さ調整に使用されます)

製材はかなり大変ですが、使用する方に合わせたサイズ・形状の製品が作れるのは「アピトン」だけだと思います

これからもそのご要望に合わせた製品の製作していきたいと思います

※アピトンの丸太製材について https://apitong.net/kakou/

「厚さ40mmの乾燥した」トラックフローリング

ちょっと珍しいサイズの「トラックフローリング」です

珍しい点は「厚さが40mm」という所です

通常のトラックフローリングは大体厚さ30mmまでです

しかしトレーラーとなると40mmを希望される方が多く、さらに「乾燥材」を希望される方が多くいらっしゃいました

それは「厚さ40mmの乾燥したトラックフローリング」が無かったため、いつも未乾燥のアピトン板を使用していました

未乾燥の場合、どうしても時間の経過と共に反りや縮み・ひび割れが生じます

その点を配慮して独自に「厚さ40mmの乾燥したトラックフローリング」を製造することになりました

今まで未乾燥材を使用されていた方からのお問い合わせが多いフローリングです

他のサイズと比べるとそれほど頻繁に出るサイズではありませんが、必要とされる方がいらっしゃれば、いつでも対応できるように準備します

※厚さ40mmの乾燥したトラックフローリングについて https://apitong.net/flooring/