今回は「トラック用根太(ねだ)」を製作しました
「根太(ねだ)」とは荷台の床板を支える角材のことで、荷台の寿命に大きな影響を及ぼす非常に重要な部品です
根太が傷んでしまえば、例え床板が大丈夫でもすべて交換しなくてはいけません
にもかかわらず日当たりも悪く、雨の日はタイヤからの巻き上げで濡れやすい環境にあります
常に重量物を支えている為、高負荷がかかり、根太には常に大きな負担がかかっています
その為、その役目を果たせる樹種として「アピトン」が使用されています
高耐久性・高耐水性をもつ樹種で昔からこの箇所に使用されています
そんなアピトンもいざ「加工」となると、一転難しい樹種になります
修理業者さんから「こんな風にして持って来て」と図面を頂き、加工してからお持ちすることがよくあります
ボルト穴まであけています
今回は珍しく「Lボルト用の穴」をあけました
ボルトが根太の表面から出ないように「ザグリ」もあけています
両サイドはストレートの穴をあけました
ここまで加工すればあとは取り付けるだけです
現場の方の加工の手間や時間短縮をすることが出来ます
根太の交換は大変な作業です
その手間を少しでも軽減するべく、我々も出来る限りのご協力をさせて頂ければと思います
※トラック用根太の加工について https://apitong.net/track/