これは「重機運送車の歩み板」です
「歩み板」とは重機が荷台から乗り降りする時に通る道板のことで、普段荷台の後ろに立てらせながら走っているのを見かけた事があると思います
降ろすとこんな感じです
ここは「滑らないようにする」為に木材が必要とされています
かなりの負荷がかかるのと、雨風にも負けない性質が必要になるため「アピトン」という樹種が使用されています
今回はこの歩み板に「段差」を設けました
この段差は「ズレ防止対策」です
歩み板は基本的にボルトで取り付けられているのですが、重機が通る時に「前後に動く」負荷がかかります
(反対側にも段差)
そこで「ボルト+形状的にもズレないように」する為に段差が設けられています
これは実際に使用した経験から出された改善案だと思います
このように先人達の経験や改善を学んで、常に最適な製品をお届けできるようにこれからも頑張ります
※歩み板の段差について https://apitong.net/kakou/