重機運送車の歩み板

これはかなり大型サイズの歩み板です

荷台に重機が乗ったり降りたりする時の「道」になるものです

最近ではアルミブリッジをベースにアピトン板を表面に貼るタイプが増えていますが、まだまだ一体物の歩み板も存在しています

なぜ木材を使用しているのかというと「滑りにくい」からです

アルミや鉄板の道だと滑りやすく危ないので木材を使用しています

なので木材(アピトン)も表面加工はせずに製材したてのラフ材を使用した方がむしろ安全で安く済みます

重機が通るので当然、耐荷重はかなりなものになります

それに耐えられる木材でなおかついろんなサイズ・形状にしなければならないとなると国内では「アピトン」しかないと思います

昔からずっとアピトンが使用されていて用途に適しているのだと思います

硬いだけに重いので製材は結構大変ですが毎度頂いた図面を見ながら製材して製作しています

今回も斜めの製材は二人がかりで調整しながらの作業でした

1本あたり200㎏くらいかな

パレットに積んで明日出荷します

※アピトンについて https://apitong.net/

ワックスを塗るだけでこんなに変わる 店舗用アピトンフローリング・クラシック

今回は「店舗用アピトンフローリング・クラシック」の製作中です

これは通常のアピトンフローリングにエコワックスを塗装していく作業が入ります

ワックスは色の無い無着色なのですがこれを塗るだけでも見た目は相当変わります

左:通常のアピトンフローリング

右:色の無いエコワックスを塗った店舗用アピトンフローリング・クラシック

文字通り、赤みが増して趣のあるクラシックな風合いに変わります

また、塗る前には分からない「木目の違い」というのも塗ることによってはっきりと浮き立ちます

これが一枚以ごとに異なる表情を見せるので天然木の良さを浮き立たせます

一枚一枚塗った後は一日干して乾かします

その後、乾拭きで仕上げです

こんな感じの仕上がりになります

結構、外壁で使用されることも多いですね

※店舗用アピトンフローリング・クラシックについて https://apitong.net/

お店の顔はこう作る by(有)フレッド

岡山の(有)フレッドさんにコチラの施工をしてもらいました

※有限会社フレッド https://www.kensetumap.com/company/417464/

外壁の黒塗装の部分には強度の高い「アピトン」という樹種の羽目板を使用しています

何よりも木材の外壁で一番求められるのは「長く保つこと」です

その為に「高い耐久性・雨に濡れても大丈夫な木を使う」事が重要で、フレッドさんの狙いはそこです

そこから経年変化を防ぐ・デザイン面(見た目)への配慮も兼ねて黒塗装をしています

※黒が一番合っていると思う

あとここもデザインへの配慮として「節の無い材料を使う」という点が挙げられます

今回の外壁部分は範囲が広く、黒塗装をしても節があるとやはり分かります

出入り口は明るい色の杉を使っているので、外壁は好対照の「黒色の節無し」にする

これをすることで「正反対の色・見た目のモノを同居させる」というセオリー(いい空間にする為の)に当てはめています

お店の正面はまさに「顔」です

この部分をこういう風に設置するのは経験と知識ならではです

これからオープンするこのお店にも大勢のお客さんに来てもらいたいなと思います

【建設会社】 有限会社フレッド https://www.kensetumap.com/company/417464/

〒701-0205 岡山県岡山市南区妹尾2328-8

TEL 086-281-1159

アピトン製トラック根太は「安全・安心・長く運搬する」為の要です

今日は3か所分のトラック用根太を製作しました

※トラック用根太とは https://apitong.net/

トラック用根太は荷台の床の下に敷く、いわゆる「床を支えている角材」です

なので荷台の中で一番重要な部品になります

しかし、床下であることから湿気はこもるし雨に濡れても乾きにくい、と「腐食しやすい」場所でもあるんです

この大事な部品が腐食しやすい場所にあることから、ここには「アピトン」という超硬質木材が使用されています

重い荷物を載せてもつぶれない耐久性と雨に濡れても腐りにくい耐水性を兼ね備えた木材です

最近では合板にしたり別の樹種にしたりと価格を抑える為か、車体重量を軽くする為か要は「すぐ腐食するような」材質が使われているのを見ます

この場所は運搬業務において「安全に、安心して、長く」使う為にも要の場所です

根太に関しては無垢のアピトン製の根太にした方が絶対に良いです

価格・車体重量も重要ですが、トラックの基本は「安全に、安心して、長く運搬できる」です

その為にもアピトン製のトラック用根太は必須の部品です

※アピトンについて https://apitong.net/

トラック用縦根太の完成

久しぶりにトラックの縦根太を製作しました

※トラック用縦根太とは https://apitong.net/

現在はアルミが多くなっていますが、まだまだアピトン製の縦根太は多く存在します

今回は建築会社さんが自社のトラックの修理をしたいとのことでご依頼を受けました

図面を送って頂き「こんな感じに仕上げて」とのことです

元々、縦根太の形状は複雑です

ボルト穴もあけるので寸法精度も必要とされます

使用しているのが加工が難しい「アピトン」という樹種です

トラックの荷台を支える材料なので強くて長持ちする素材なのですが、やはりこういった修理の時にはカットや削りが大変でもあります

そこで弊社の方に完成品までのご依頼を受けて2週間かけてようやく完成しました

ボルト穴やくり抜きなどなかなかハードな加工でしたが、ここまですれば後は取り付けるだけです

出来る限りのことをおこなって、修理される方の手間や負担を少しでも低くしたいと思っています

トラックの荷台の張り替えは大変だというイメージがありますが(実際大変ですが)、そのハードルを少しでも下げたいと思っています

もっといろんな方が頑張ればできる範囲にまでご協力したいと考えています

※アピトンについて https://apitong.net/