これは特殊です 素足用アピトンフローリング

こちらは展示室です

ここの床に使用しているのは「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」です

「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」とは通常の住宅用アピトンフローリングの表面にあるクリア塗装をした製品です

なぜわざわざ「素足用」という名前なのかというと、アピトンフローリングは通常「素足NG」なんです

それは「ヤニ」と「ササクレ」の問題があるからです

通常はこんな感じで「土足」(もしくはスリッパ)を履くような「お店」や「工場」などで使用されています

強度・耐久性に優れており、節もないことから見た目もスッキリとした印象です

そういった場所でよく使われていたことから「家の床に使おうと思って」というご要望が多く寄せられていました

当初は「すみません。アピトンは素足NGなんです」とお断りをしていましたが、そのご要望が多い為「何とかならないんだろうか」と思案して出来上がったのが「素足用アピトンフローリング「はだしの床」」です

結局のところ「ヤニ」「ササクレ」を抑えることは無理なので、塗膜をコーティングして直接足がアピトンに設置しないようにしている構造になっています

その為、「どのくらいの厚さで塗装するのがいいのか」と何度も繰り返して適切な厚さを求めました

上が「つや消し」下が「半つや」の塗装です

無色の塗装ですが色合いは大きく変わります

木目もより浮き立ち各地肌の様子を反映するので1枚毎の異なる表情を楽しんでもらいたいです

パッと見た瞬間、私は「半つやの方が綺麗だな」と思ったのですが人気なのは上の「つや消し」です

やはりアピトンをわざわざ貼ろうという方はつやのある新建材のような風合いよりもより自然素材に近いジャンクな風合いのモノを求めていると感じます

長さも4mを求める方が多いです

「なぜ今回アピトンを選ばれたのですか」

「長さがあるからね」

このお声はよく聞きます

私も意外なアピトンの需要です

やはりいろんな方とのやり取りの中で私も気づかない発見も色々とあって面白いです

※素足用アピトンフローリング「はだしの床」について https://apitong.net/

投稿者: apitongadmin@

塚田木材株式会社のアピトン担当者です 毎日のアピトン業務について出来上がった製品や使用して頂いた製品について書いていきます

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