こちらは鉄工所で使用する重量物の緩衝材です
大きい鉄鋼の下に敷く角材ですね
求められる性質は「重量物が乗っても大丈夫」です
これをもう少しひも解くと求められる性質は2つ
①高い耐久性
②高い耐水性
です
「高い耐久性」については超重量物が乗るので、それに耐えられる性質でないと話になりません
意外と見落としがちなのは「高い耐水性」です
屋外に設置されているので当然雨にも濡れます
その時、雨にも負けない耐水性を持った樹種でないと、極端な話、重量物を載せなくても雨で腐ってしまいます
トラックとかにもこういった重量物の下に敷く角材が置かれていますが、こういった用途の角材はすべて耐荷重がかかりすぎてダメになるのではなくて、雨による腐食で徐々に腐ってきてダメになるのが現状です
腐りかけの所に重量物を乗せてダメ押しするといった感じです
これは作業の安全面においても危険です
こういった用途の樹種は「高い耐久性」と「高い耐水性」に考慮することが必要です
今回はその両方に配慮して「アピトン」という樹種が使用されています
アピトンはこういった超重量物の下に敷く角材として昔から使用されています
「重いものほどアピトンで」
といった感じです
これまで使用されてきてその結果信頼性は抜群です
今回も250×350×2300mmとかなり大きいサイズのご依頼でした
どれほどの鉄鋼を積むのか
でもアピトンならば大丈夫です
私も安心してお渡しすることが出来ます
アピトンの緩衝材について https://apitong.net/