トラックの荷台の床は雨ざらしの状態で重い荷物などが乗ったりする為、耐荷重の強い耐水性に優れた樹種が必要になります
そこで荷台の床板には昔からアピトンというインドネシア・マレーシア産の木材が使用されてきました
熱帯雨林で生育したこの樹種はやはり強く、トラックの荷台の床には最適な樹種だと思います
しかし、強度が強いだけにカットしたり削ったりするのが大変な樹種でもあります
荷台の張り替え時には当然荷台のサイズに合うようにカットしたりしなければいけません
4トン以下のトラックでは左右と後ろにアングルが付いており、写真のようにこの硬いアピトンフローリングに段差をつけなくてはいけません
修理業者さんもこの部分の加工は大変手間で時間も労力もかなりかかっています
そこで荷台の寸法や段差の寸法を教えて頂ければその通りに加工します
そうすることであとは取り付けだけになるので、作業も短時間で簡単になります
アピトンの加工の大変さは我々も重々承知しています
できる限りのサポートをさせて頂いて、現場作業の軽減にお役に立てればと思います
アピトン・トラックフローリングについて https://apitong.net/